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那須川天心vs井上拓真2の前日計量【全8選手パス・試合は何時から】

那須川天心vs井上拓真2の前日計量で全8選手がパスしたことを示すアイキャッチ 試合情報

試合は終わりました。前日計量を一発でパスした8選手のうち、メインの井上拓真は那須川天心に3対0の判定で勝ち、WBC世界バンタム級王座を守りました。4つの世界戦の結果と採点は那須川天心vs井上拓真2の結果にまとめています。この下は、試合前日に書いた計量の記録です。

9月27日の4大世界戦を前に、9月26日の13時から東京ドームホテルで前日計量が行われました。結果は8選手全員が一発でパスです。那須川天心はリミットちょうどの53.5キロ、井上拓真は100グラム下の53.4キロでした。この記事では、全8選手の体重と計量の様子を、Prime Videoのライブ配信で見ていた私の感想とあわせてまとめます。最後に、試合当日は何時ごろに各試合が始まるのか、入場時刻の予想も載せました。

この記事で分かること
  • 全8選手の計量結果
  • 天心と拓真の計量での姿
  • 西田・坪井・松本と相手の様子
  • 計量会場のトピックス
  • 9月27日は何時から

天心vs拓真2の前日計量

4大世界戦の前日計量で8選手がパスしたことを示すバナー

計量は9月26日の13時から、東京ドームホテルで行われました。前日の試合前記者会見と同じ会場です。順番はメインの井上拓真対那須川天心から始まり、西田凌佑対サム・グッドマン、坪井智也対リカルド・マラジカ、松本流星対ラッセル・アコスタと、試合とは逆の順で進みました。計量の前にはJBCのコミッションドクターによる検診があり、その結果も読み上げられています。模様はPrime Videoの公式YouTubeでライブ配信され、いまはアーカイブで見られます。

8選手の体重

8人とも1回目でリミットの内側に収まりました。

試合(リミット) 選手 体重
WBCバンタム級
(53.5キロ)
井上拓真 53.4キロ
那須川天心 53.5キロ(リミットちょうど)
IBFスーパーバンタム級暫定
(55.3キロ)
西田凌佑 55.3キロ(リミットちょうど)
サム・グッドマン 55.2キロ
WBCスーパーフライ級
(52.1キロ)
坪井智也 52.0キロ
リカルド・マラジカ 51.7キロ
WBOミニマム級暫定
(47.6キロ)
松本流星 47.6キロ(リミットちょうど)
ラッセル・アコスタ 47.4キロ
2026年9月26日の前日計量。計量ライブの読み上げとスポーツニッポンの報道より

天心、西田、松本の3人はリミットぴったりで合わせています。

ドクターストップなしで一安心

まずほっとしたのは、検診の結果でした。

コミッションドクターは体温、脈拍、血圧を確かめたうえで、「8選手とも試合を行うにあたって体調に問題はない」と伝えています。ドクターからのストップはなく、まずは一安心です。全員が体重をクリアできて、見ていてほっとしました。減量でげっそりして、体調が悪そうに見える選手もいません。今日の試合が楽しみです。

Prime Video JP「『Prime Video Boxing 16』 前日計量|プライムビデオ」

イライラが消えた天心

那須川天心の計量での様子を示すバナー

いちばん気になっていたのは天心の様子です。前日の会見では、深くかぶったキャップの下で苛立ちが隠せていませんでした。質問にも短く答えるだけで、見ていて少し心配になったほどです。その天心が、計量ではずいぶん違って見えました。服装も表情も、会見とは別人のようです。体重はリミットちょうどの53.5キロでした。ここでは、検診の数字、服装、表情の3つに分けて、配信で見ていて感じたことを書きます。

体温36.7度は微熱?

検診の読み上げで、まず耳に残ったのが天心の体温でした。

読み上げでは36.7度です。微熱かな、と一瞬思いました。ただ、もともと基礎体温が高いのであれば、問題はないのかもしれません。ドクターの判断も「問題なし」でした。

ピンクのパーカーと清志郎Tシャツ

服装は、とにかく目立っていました。

ピンクのパーカーを脱ぐと、下は忌野清志郎さんが描かれたTシャツです。パスすると両手を広げて天を仰ぎ、手を合わせていました。計量後は「ロックで行くので。自分のエネルギーをぶつけるってだけ」と話しています(デイリースポーツ)。本人もXで「ロックでいくぜ」と投稿しました。

計量クリアを報告した那須川天心の投稿(本人のXより)

会見とは違う表情

何よりよかったのは、表情です。

会見のときのイライラした感じが、計量では無くなっていました。フェイスオフでは約13秒にらみ合い、最後は拓真が差し出した手を握り返しています。握手について天心は「チャレンジャーなので、しっかり受け入れてやりました」と話しました(デイリースポーツ)。会見への反応には「グジグジ言われてますけど、知らねえよって。見とけって。俺が主人公ですから」と返しています。前日の様子は天心vs拓真2の試合前記者会見にまとめました。

いつも通りの拓真

井上拓真の計量での様子を示すバナー

拓真のほうは、いつも通りでした。前日の会見と同じ白いチームTシャツで計量台に上がり、表情を変えずに53.4キロでパスしています。リミットより100グラム軽い数字です。前回の対戦に勝っている王者らしく、慌てた様子はどこにもありません。兄の井上尚弥も計量会場に姿を見せていました。ここでは、落ち着いて見えた理由と、フェイスオフで拓真から差し出した握手について見ていきます。

尚弥への同行で慣れた場所

見ていて、心配になるところはありませんでした。

拓真は兄・尚弥の試合にも同行してきたので、計量の場には慣れている感じがします。本人も「全てにおいてばっちり仕上がりました。不安はないです。あとはもうやるだけです」と話しました(サンケイスポーツ)。尚弥は会場に来て、計量後のリカバリーまで手伝っていたそうです。

拓真から差し出した握手

フェイスオフの最後に手を出したのは、王者の拓真でした。

拓真は「たぶんお互いリスペクトはあると思うんで、本当に良い試合をしようっていう感じで握手しました」と説明しています。一方で、Prime Videoの勝者予想で天心が上回ったことには「『なんだこれ』と思って。『上等じゃねえか』」と闘志を見せました(サンケイスポーツ)。

握手しなかった西田とグッドマン

握手をしなかった西田凌佑とサム・グッドマンの計量を示すバナー

セミファイナルの西田凌佑とサム・グッドマンも、そろって一発でパスしました。西田はリミットちょうどの55.3キロ、グッドマンは100グラム下の55.2キロです。西田は2階級制覇、グッドマンは初めての世界王座がかかっています。4つの世界戦のうち、この2人だけが少し違う空気をまとっていました。IBFの試合なので、当日にももう一度計量があります。ここでは、計量での西田の様子と、握手のなかったフェイスオフ、当日の計量について書きます。

リミットちょうどの西田

西田は、リミットちょうどの55.3キロに合わせてきました。

計量後は「気持ち的には1ポイントも取らせないで勝ちたい」と話しています(サンケイスポーツ)。並んだ写真では「気をつけ」のように手を伸ばしていて、真面目そうだなと感じました。

4試合で唯一の握手なし

この2人は、フェイスオフで握手をしませんでした。

4つの世界戦で握手がなかったのは、西田とグッドマンだけです(スポーツニッポン)。西田はグッドマンの印象を「気持ちが強くて、殴られそうな感じだった」と冗談まじりに話しました。「向こうもすごいやる気になってるのを感じました」とも言っています。

当日にも計量があるIBF

IBFの試合には、もう1つ関門があります。

IBFのルールで、試合当日の朝にも計量がある決まりです。計量ライブのアナウンスでは、当日は132ポンド(約59.9キロ)以内という制限でした。前日から体重を戻しすぎないことが求められます。

眼鏡を外した坪井とマラジカ

坪井智也とリカルド・マラジカの計量を示すバナー

WBCスーパーフライ級の王座決定戦に臨む坪井智也は、100グラム下の52.0キロでパスしました。相手のリカルド・マラジカは51.7キロです。前日の会見で眼鏡をかけて受け答えしていた坪井は、会社員のように見えました。計量で服を脱いだ坪井は、まるで別の人です。ここでは、そのギャップと、並んだ2人の印象を書きます。

会見とのギャップ

会見とは打って変わって、眼鏡のない裸の坪井にはボクサー感しかありません。

会見とのギャップがあって、いい感じでした。本人も「今回は自分でも凄く良い仕上がり、久しぶりにこんなに仕上げられた」と話しています(スポーツニッポン)。会見での坪井の様子は試合前記者会見の記事に書きました。

思ったほどなかった身長差

マラジカは背が高い、という前評判でした。

ところが並んでみると、思ったほどの身長差はありませんでした。坪井は「背の高い相手の方がやり慣れている。前後左右に動いて相手の距離感を崩しながら戦えば楽かな」と話しています(スポーツニッポン)。

松本流星とアコスタ

松本流星とラッセル・アコスタの計量を示すバナー

4つの世界戦の1試合目を戦う松本流星は、リミットちょうどの47.6キロでパスしました。相手のラッセル・アコスタは47.4キロです。どちらも無敗で、全勝同士の対戦になります。この試合は、コラーゾの負傷で勝者の扱いが変わりかけている暫定王座決定戦でもあります。計量の場で目立ったのは、アコスタのほうでした。

ソンブレロで写真撮影

アコスタは、写真撮影でメキシコらしさを見せました。

計量後の写真撮影で、ソンブレロをかぶり、メキシコの国旗を肩から羽織って松本と並んでいます。松本は、そのアコスタを力強く見つめていました。撮影の最後には、2人は握手をしています。

宙に浮いた正規王座のまま

松本の試合には、1つ気になる事情があります。

WBOの正規王者コラーゾが負傷し、勝てば正規王者に上がるはずだった流れがいまは決まっていません。それでも松本は「絶対に勝って、2人に良い流れをつくりたい」と、同門の坪井と天心へつなぐことを口にしました(スポーツニッポン)。詳しい経緯は松本流星はなぜWBAを返上したのかにまとめています。

計量会場のトピックス

計量会場での選手以外の場面を示すバナー

計量の配信では、選手以外の人にも目が行きます。今回いちばん目を引いたのは、JBCの一員として会場に立つお笑い芸人でした。テレビでよく見る顔が、計量台の横で淡々と仕事をしています。天心の家族も会場に来ていました。試合そのものには関係ありませんが、計量の場ならではの光景です。最後に、そうした場面を2つ紹介します。

JBCの一員になった山本博

お笑いトリオ「ロバート」の山本博が、会場にいました。

すっかりJBCの職員として計量を進めていて、思わず笑ってしまいました。どうしても目が行きます。山本は元プロボクサーで、JBCのインスペクターの資格を持っています。5月の井上尚弥対中谷潤人でも、試合の進行役を務めていました(デイリースポーツ)。

インスペクターを務める山本博。2026年9月15日の後楽園ホール(カメラマン山口裕朗さんのXより)

弟・龍心も会場に

天心の弟も、計量会場に来ていました。

キックボクシングのRISEで世界王者になった那須川龍心です。兄には「兄としてしっかり回収してくれよ」とエールを送ったそうです(スポーツ報知)。兄弟で誓ったリベンジを、今度は兄が果たす番です。

9月27日は何時から

9月27日の各試合の入場時刻の予想を示すバナー

試合当日の9月27日は、会場の第1試合が16時30分に始まります。Prime Videoの配信は17時からです。第1試合のフェザー級4回戦のあと、松本流星、坪井智也、西田凌佑の世界戦が続き、最後がメインの井上拓真対那須川天心です。公式には各試合の開始時刻は出ていません。そこで、これまで配信を見てきた経験から、入場時刻を予想しました。

入場時刻の予想

メインの入場は、20時30分ごろと見ています。

試合 時刻
第1試合(フェザー級4回戦) 16時30分(公式)
Prime Videoの配信開始 17時(公式)
松本流星vsラッセル・アコスタ 17時30分ごろ入場(予想)
坪井智也vsリカルド・マラジカ 18時30分ごろ入場(予想)
西田凌佑vsサム・グッドマン 19時30分ごろ入場(予想)
井上拓真vs那須川天心 20時30分ごろ入場(予想)
予想の時刻は、前後に30分ほどずれる可能性があります

早いKOでも前倒しなし

前の試合が早く終わっても、次の試合はあまり早まりません。

これまでの経験では、1回KOのように試合が早く終わっても、次の試合の開始は前倒しになりません。KOシーンを1、2回リプレイし、次のカードの解説が長くなるだけです。逆に、入場の演出に凝る場合は、10分ほど後ろにずれ込むことがあります。上の予想には、前後30分ほどのずれがあると考えてください。

解説は元世界王者の3人

配信の解説は、元世界王者の3人が務めます。

9月18日にPrime Videoが発表しました(スポーツ報知)。山中慎介、村田諒太、内山高志の3人です。

解説 主な実績
山中慎介(43) 「神の左」。WBC世界バンタム級王座を12度防衛。メインと同じ階級の元王者
村田諒太(40) 2012年ロンドン五輪ミドル級金メダル。元WBA世界ミドル級スーパー王者。Prime Videoの大会でゴロフキンと対戦
内山高志(46) 「KOダイナマイト」。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者で11度防衛。KODLABジム会長
年齢と実績はスポーツ報知・ゴング格闘技の9月18日の報道より

配信はPrime Videoで17時から

4つの世界戦は、すべてPrime Videoの独占配信です。

地上波やBSでの中継はありません。プライム会員なら追加料金なしで見られます。見る方法は那須川天心の試合の配信先、全カードはボクシング9月27日の対戦カードにまとめています。

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