元IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗と、兄で元WBC王者の重岡優大。ABEMAの密着番組で2人の今を知り、どんな戦績のボクサーだったのか、試合はどこで見られるのかが気になった方も多いはずです。
- 重岡銀次朗の戦績と最後の試合
- 兄・重岡優大の戦績
- 兄弟で世界王者だった期間
- 試合のアーカイブの見方
- 2人が引退した理由と今

重岡兄弟って、2人とも世界チャンピオンだったの?

同じミニマム級で、同じ日に世界王者になった兄弟です。今は2人とも引退しています。
この記事では、2人の戦績、試合のアーカイブ、来歴、引退後の今の順にまとめました。結論から書くと、重岡兄弟は同じ日に同じ階級の世界王者になった兄弟です。しかし銀次朗が試合後の負傷で引退し、兄の優大も弟を支えるためにグローブを置きました(2026年10月20日時点)。
重岡銀次朗と優大の戦績

重岡兄弟は2人ともワタナベジムに所属したサウスポーで、同じミニマム級で世界王者になりました。弟の銀次朗は14戦11勝(9KO)2敗1無効試合、兄の優大は11戦9勝(5KO)2敗でプロ生活を終えています。ここでは、銀次朗の戦績、優大の戦績、2人が同時に世界王者だった期間の順にまとめます。兄弟が戦った世界戦は、合わせて10試合です。
重岡銀次朗は14戦11勝9KO2敗
重岡銀次朗のプロの戦績は、14戦11勝(9KO)2敗1無効試合です(ワタナベジム)。
2018年9月にデビューし、WBOアジアパシフィック王座と日本王座を経て、2023年4月にIBF世界ミニマム級の暫定王座を取りました。10月には正規王者のダニエル・バジャダレスを5回TKOで倒して統一し、2024年3月に2度目の防衛に成功しています。2つの負けは、どちらもペドロ・タドゥランでした。
| 日付 | 相手 | 結果 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2018年9月25日 | サンチャイ・ヨッブン | 3回TKO勝ち | デビュー戦 |
| 2019年2月26日 | ギアッティポン・グムサワット | 1回TKO勝ち | |
| 2019年4月14日 | ジョエル・リノ | 判定勝ち 3-0 | |
| 2019年7月27日 | クライデ・アザルコン | 1回KO勝ち | WBOアジアパシフィック王座獲得 |
| 2019年12月31日 | レイ・ロリト | 5回KO勝ち | 同 防衛1 |
| 2021年7月14日 | 川満俊輝 | 2回TKO勝ち | 同 防衛2 |
| 2022年3月27日 | 仲島辰郎 | 判定勝ち 3-0 | 日本ミニマム級王座獲得 |
| 2022年7月6日 | 春口直也 | 4回TKO勝ち | 日本王座 防衛1 |
| 2023年1月6日 | ダニエル・バジャダレス | 3回 無効試合 | IBF世界戦(偶然のバッティング) |
| 2023年4月16日 | レネ・マーク・クアルト | 9回KO勝ち | IBF暫定王座獲得 |
| 2023年10月7日 | ダニエル・バジャダレス | 5回TKO勝ち | IBF王座統一 |
| 2024年3月31日 | ジェイク・アンパロ | 2回KO勝ち | IBF 防衛2 |
| 2024年7月28日 | ペドロ・タドゥラン | 9回TKO負け | IBF王座陥落 |
| 2025年5月24日 | ペドロ・タドゥラン | 判定負け 1-2 | IBF挑戦(最後の試合) |
兄・重岡優大は11戦9勝5KO2敗
兄の重岡優大のプロの戦績は、11戦9勝(5KO)2敗です(ワタナベジム)。
2019年10月にデビューし、日本ユース王座、WBOアジアパシフィック王座、日本王座を経て、2023年4月にWBC世界ミニマム級の暫定王座を取りました。このときの相手ウィルフレド・メンデスは、2026年9月に石井武志が1回でKOした選手です。2つの負けは、どちらもメルビン・ジェルサレムでした。
| 日付 | 相手 | 結果 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2019年10月30日 | マノップ・ウドムパナーワーリー | 2回TKO勝ち | デビュー戦 |
| 2019年12月10日 | リト・ダンテ | 判定勝ち 3-0 | |
| 2021年2月11日 | 堀川龍 | 5回TKO勝ち | 日本ユース王座獲得 |
| 2021年11月12日 | 小浦翼 | 判定勝ち 2-0 | WBOアジアパシフィック王座獲得 |
| 2022年7月6日 | クリス・ガノーサ | 3回KO勝ち | 同 防衛1 |
| 2022年11月17日 | 仲島辰郎 | 3回KO勝ち | 日本ミニマム級王座獲得 |
| 2023年4月16日 | ウィルフレド・メンデス | 7回KO勝ち | WBC暫定王座獲得 |
| 2023年10月7日 | ペッチマニー・ゴーキャットジム | 判定勝ち 3-0 | WBC王座統一 |
| 2024年3月31日 | メルビン・ジェルサレム | 判定負け 1-2 | WBC王座陥落 |
| 2024年8月24日 | サミュエル・サルバ | 判定勝ち 3-0 | 再起戦 |
| 2025年3月30日 | メルビン・ジェルサレム | 判定負け 0-3 | WBC挑戦(最後の試合) |
兄弟が同時に世界王者だった期間
重岡兄弟が同時に世界王者だったのは、2023年4月16日から2024年3月31日までの約1年です。
2023年4月16日、代々木第二体育館で兄弟そろって暫定王座を取り、東京スポーツは兄弟が同じ日に同じ階級の世界王座を取ったのは史上初と伝えました。10月7日には2人とも正規王者に勝って統一し、そろって正規の世界王者になります。しかし2024年3月31日、同じ興行で銀次朗は防衛し、優大は王座を失いました。
重岡銀次朗の試合のアーカイブ

重岡兄弟の主な試合は、亀田興毅さんが主催する3150FIGHTなどの興行で、どれもABEMAが無料で生中継しました。アーカイブは今もABEMAに残っていますが、多くはABEMAプレミアム(有料)でないと見られません。ここでは、銀次朗の試合、優大の試合、ABEMAの料金の順にまとめます。銀次朗の最後の試合は、今は無料で見られます。
銀次朗の試合のアーカイブ
銀次朗の世界戦で無料で見られるのは、最後のタドゥラン戦だけです。
| 試合 | 興行 | ABEMAでの今 |
|---|---|---|
| 2023年1月6日 バジャダレス | 3150FIGHT vol.4 | 見当たらず |
| 2023年4月16日 クアルト | 3150FIGHT vol.5 | 見当たらず |
| 2023年10月7日 バジャダレス | 3150FIGHT vol.7 | プレミアム |
| 2024年3月31日 アンパロ | 3150FIGHT vol.8 | プレミアム |
| 2024年7月28日 タドゥラン | 3150FIGHT vol.9 | プレミアム |
| 2025年5月24日 タドゥラン | 3150×LUSHBOMU vol.6 | 試合ごとの動画は無料 |
最後のタドゥラン戦は、試合ごとの動画(前編・中編・後編)が無料です。大会の全編を見るには、ABEMAプレミアムが要ります。
優大の試合のアーカイブ
優大の試合は、ABEMAに残っているものはすべてプレミアムです。
| 試合 | 興行 | ABEMAでの今 |
|---|---|---|
| 2023年4月16日 メンデス | 3150FIGHT vol.5 | 見当たらず |
| 2023年10月7日 ペッチマニー | 3150FIGHT vol.7 | プレミアム |
| 2024年3月31日 ジェルサレム | 3150FIGHT vol.8 | プレミアム |
| 2024年8月24日 サルバ | 3150×LUSHBOMU vol.1 | プレミアム |
| 2025年3月30日 ジェルサレム | 3150×LUSHBOMU vol.5 | プレミアム |
2024年3月の兄弟の試合は、ABEMAボクシングの公式YouTubeに短い切り抜き動画があります。
ABEMAプレミアムの料金
ABEMAプレミアムは月額1,180円、広告つきABEMAプレミアムは月額680円です(ABEMA公式)。
どちらもプレミアムのアーカイブを見られるので、試合を見返すだけなら広告つきで十分です。重岡兄弟の試合は、ABEMAの「亀田興毅 3150シリーズ」のページにまとまっています。
重岡銀次朗と優大の来歴

重岡兄弟は熊本市の出身で、兄の優大が1997年、弟の銀次朗が1999年に生まれました。2人とも熊本の開新高校でアマチュアの全国大会を何度も制し、東京のワタナベジムからプロになっています。ここでは、熊本の兄弟、銀次朗のアマチュア時代、優大のアマチュア時代の順にまとめます。アマチュアの頃から、兄弟は全国のトップでした。
熊本市出身のサウスポー兄弟
重岡兄弟は、2人とも熊本市出身のサウスポーです。
兄の優大は1997年4月16日、弟の銀次朗は1999年10月18日生まれで、2人とも開新高校に進みました。プロはどちらもワタナベジムに入り、銀次朗が2018年、優大が2019年にデビューしています。兄より先にプロになったのは弟でした。
銀次朗は高校5冠
銀次朗は、アマチュアで57戦56勝1敗の成績を残しました(ワタナベジム)。
開新高校時代に、選抜・インターハイ・国体を合わせて高校5冠を達成しています。ただ一つの負けは、兄との対戦を避けるための棄権でした。
優大は全日本選手権で優勝
優大は高校4冠のあと拓殖大学に進み、2018年の全日本選手権で優勝しました(デイリースポーツ)。
アマチュアの戦績は91戦81勝10敗です。アマチュアの日本一になってから、弟に1年遅れてのプロ入りでした。
重岡銀次朗と優大の今

重岡兄弟のボクシング人生は、2025年5月24日の試合で大きく変わりました。銀次朗はタドゥランとの再戦のあと、試合後の負傷で開頭手術を受け、JBCの規定により引退しています。兄の優大も、その年の8月に弟を支えるために引退を決めました。ここでは、銀次朗の今、優大のカフェ、2人の今を伝える番組の順にまとめます。今の2人は、熊本で一緒に歩んでいます。
銀次朗の引退と退院
銀次朗は、2025年5月24日の試合のあとに倒れ、引退となりました。
JBCは5月27日、銀次朗が急性硬膜下血腫で開頭手術を受けたと発表しました。開頭手術を受けた選手はライセンスが失効する決まりで、事実上の引退です(デイリースポーツ)。その後、大阪から熊本の病院へ移り、2026年3月に303日の入院生活を経て退院したと、優大が報告しています。
優大は熊本でカフェ
兄の優大は、2025年8月13日に引退を発表しました。
理由は、弟の銀次朗を支えるためでした(WEBザテレビジョン)。2026年2月24日には、熊本市内にカフェ「Shinonome coffee」を開いています。銀次朗の居場所を作りたいという思いからで、銀次朗が入院していた大阪の病院で、開店を決めたそうです(東京スポーツ)。
NO MAKEの配信
2人の今は、ABEMAのドキュメンタリー『NO MAKE』で見られます。
2026年10月17日に公開された重岡兄弟の回(16分)は、ABEMAで無料で見られ、ABEMAニュースの公式YouTubeにも同じ動画があります。番組では、ABEMAが2人を「史上3組目の兄弟同時世界王者」と紹介していました。
重岡兄弟に思うこと

ここからは、40年ボクシングを見てきた私の考えです。重岡兄弟は、現役の頃と今とで、私の中の印象が大きく変わった2人でした。特に兄の優大には、今は心から好感を持っています。優大の優しさ、現役の頃との違い、銀次朗への願いの順に、思うことを正直に書いてみます。2人のこれからを、ファンの一人として応援したい気持ちです。
優大は優しい
優大は、優しい人だと思います。
まだ現役を続ける道もあったはずなのに、弟を支えるためにグローブを置きました。家族のためにボクシングをやめる決断は、簡単にできるものではありません。
現役の頃とは別人のよう
正直に言うと、現役の頃の優大は、あまり好きではありませんでした。
オラオラのキャラクターで、強気な姿ばかりが目についていたからです。でも今、熊本でカフェをやっている姿を見ると、別人のようで、すごく好感が持てます。
銀次朗の回復を願う
そして銀次朗には、無事に回復してほしいと切に願っています。
高校5冠から世界王者まで、一気に駆け上がったボクサーです。リングの外での一歩一歩を、これからも見守っていきます。
よくある質問

重岡兄弟について、よく調べられている疑問をまとめました。内容は2026年10月20日時点のものです。
重岡銀次朗の戦績は?
プロでは14戦11勝(9KO)2敗1無効試合です。IBF世界ミニマム級王者でした。
重岡優大の戦績は?
プロでは11戦9勝(5KO)2敗です。WBC世界ミニマム級王者でした。
重岡銀次朗の最後の試合は?
2025年5月24日、インテックス大阪でのペドロ・タドゥランとの再戦で、1-2の判定負けでした。ABEMAで試合ごとの動画が無料で見られます。
重岡優大はなぜ引退した?
弟の銀次朗を支えるためです。2025年8月13日に引退を発表しました。
重岡優大のカフェはどこ?
熊本市内の「Shinonome coffee」です。2026年2月24日に開店しました。
重岡銀次郎と重岡銀次朗はどちらが正しい?
正しくは重岡銀次朗です。「銀次郎」と書かれることもありますが、名前の最後は「朗」と書きます。
本ページの情報は2026年10月20日時点のものです。最新の配信状況は、ABEMAのサイトでご確認ください。
まとめ

重岡兄弟は、2023年4月16日に同じ日、同じミニマム級で世界王者になった兄弟です。弟の銀次朗は14戦11勝(9KO)2敗1無効試合、兄の優大は11戦9勝(5KO)2敗で、2人の試合の多くはABEMAのプレミアムで見返せます。銀次朗は試合後の負傷で引退し、優大も弟を支えるために引退して、今は熊本で一緒に歩んでいます。2人の今は、ABEMAの『NO MAKE』で無料で見られるので、戦績とあわせてぜひ見てください。
- 銀次朗は14戦11勝9KO2敗
- 優大は11戦9勝5KO2敗
- 2023年4月16日に同日戴冠
- 試合のアーカイブはABEMA
- 銀次朗の最後の試合は無料
- 優大は熊本でカフェを開店
今のミニマム級の順位はミニマム級の世界ランキングをご覧ください。



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