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矢吹正道の戦績と過去の試合配信【寺地拳四朗との2戦・負けた相手】

矢吹正道の戦績を示すアイキャッチ(サングラスの男性の劇画調のイラスト) 選手情報

IBF世界フライ級王者・矢吹正道の戦績は24戦20勝(18KO)4敗です。4つも負けているのに、なぜすごいのか。答えは負けた相手にあります。4人とも、のちに世界王者になった選手です。この記事では、無敗だった寺地拳四朗から王座を奪い「故意のバッティング」騒動になった因縁から始めて、戦績、負けた相手、ジムと配信元の移り変わり、本名や家族まで順にまとめました。

11月26日の興行のポスター(矢吹正道公式Xより)

次の試合は11月26日、ミエル・ファハルドとの3度目の防衛戦です。対戦カードと配信は11月26日の対戦カードの記事にまとめています。

この記事で分かること
  • 寺地拳四朗との2戦とバッティング騒動
  • 24戦の戦績と世界戦の配信元
  • 4敗の相手とその後
  • ジムと配信元の移り変わり
  • 本名・弟・娘のこと

矢吹正道と寺地拳四朗の因縁

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矢吹正道の名前を全国に広めたのは、2021年の寺地拳四朗戦です。無敗の王者を10回TKOで倒し、世界王者になりました。ところが試合のあと、寺地陣営が「故意のバッティングだ」と抗議し、騒動は半年近く続きます。再戦では、戦い方を変えた拳四朗に3回KOで敗れました。そして決着から3年後、思わぬところで話が蒸し返されます。ここでは、当時の拳四朗、1戦目、騒動、再戦、リングアナの発言の順に振り返ります。

無敗の王者・拳四朗

当時の寺地拳四朗は、日本で一番負けない王者でした。

  • WBC世界ライトフライ級王者
  • 8度防衛中
  • プロに入ってから無敗

王座を8度守り、一度も負けていない王者の目標は、具志堅用高さんの持つ日本記録の13度連続防衛を超えることでした。2021年4月には「今年中に10回、来年13回」と、防衛の道筋まで口にしています(デイリースポーツ)。早くから王者になったこともあり、防衛戦はテレビの生中継がつく試合でした。2019年7月の6度目の防衛戦では、本人が「関西でテレビあり。最高っすね」と喜んでいます。

同じ階級には、WBAの王者だった京口紘人もいました。統一戦を望む声は多く、拳四朗の父の寺地永会長は「京口選手陣営とは常にやりたいねと連絡は取っている」と話しています。一方で本人は「防衛回数を重ねられれば、誰とでも戦います」と答えました。私は、統一戦よりも連続防衛の記録を伸ばす戦略だったのではないかと思っています。

戦い方は、上体を立ててガードを低めに構え、足でパンチを外してジャブで組み立てるスタイルでした。打たせずに打つ、スタイリッシュなボクシングです。

1戦目は10回TKOで王座奪取

2021年9月22日、京都市体育館。拳四朗にとっては、地元・京都での初めての防衛戦でした。

世界初挑戦の矢吹は、前に出て右を打ち込み続けます。9回に拳四朗が右目の上を切り、10回2分59秒、レフェリーが試合を止めました。無敗の王者にプロ初黒星をつけ、矢吹は世界王者になります。この試合は、その年の年間最高試合にも選ばれました。

配信は、関西テレビのネット配信「カンテレドーガ」でライブ、WOWOWで後日の放送でした。地上波で全国に流れたわけではありません。キー局が地上波で世界戦を中継した最後は2022年の大晦日で、その流れは地上波中継が消えた理由の記事にまとめています。

「故意のバッティング」騒動

騒ぎは、試合が終わってから始まりました。

拳四朗が所属するBMBジムは、9回の傷はパンチではなく「故意のバッティング」によるものだとして、10月5日付で日本ボクシングコミッション(JBC)に質問状を送ります。JBCの回答は「バッティングか有効打によるか判断できず、レフェリーの判断に特段の問題はない」というものでした。BMBジムは納得せず、11月に再び抗議します。最後はWBCが再戦を命じ、両陣営が合意しました。

矢吹本人は、こう反論しています。

頭からいかないと自分が危険なんです。選手や関係者はみんな分かっています。決して故意ではなく、顔を上げた状態で踏み込むと自分がカットしてしまう。

東京スポーツ(2021年11月16日)

私は、本当の「故意のバッティング」をほとんど見たことがありません。これが真の故意のバッティングだと思うのは、2011年のフロイド・メイウェザー対ビクター・オルティスです。4回、オルティスが頭から突っ込んでメイウェザーの口元を切り、減点されました。下の動画の37分ごろの場面です。

Golden Boy Boxing公式「メイウェザー対オルティス(フルファイト)」。4回のバッティングの場面(37分ごろ)から再生

あれと比べれば、矢吹の頭は「踏み込んだときに当たった」ものにしか見えません。無敗の記録を止められたことを消したくて、しつこく抗議を続けた。私にはそう見えました。

再戦は激闘型に変わった拳四朗に3回KO負け

ダイレクトリマッチは、2022年3月19日に同じ京都市体育館で行われました。

配信はABEMAの独占生中継です。「年間最高試合のリマッチ」として、試合前から注目を集めていました。

ところが、リングに上がった拳四朗は別人でした。1回から前に出て打ち合い、3回1分11秒、右ストレートで矢吹を倒します。拳四朗を担当する加藤健太トレーナーは、ガード、特に左を上げることと、それまでやってこなかった頭を振ることに取り組んだと明かしました。1戦目の判定を待つ展開を反省し、「ジャッジまかせにはしたくなかった」とも話しています(Number)。

この試合から、拳四朗は打ち合いもいとわない激闘型に変わりました。その後は京口紘人との統一戦を7回TKOで制し、KO勝ちを重ねていきます。矢吹は、この変化についていけなかったのだと私は見ています。

忘れたころのリングアナ発言

バッティングの話は、もう終わったものだと思っていました。

2025年3月13日、両国国技館で行われた拳四朗対ユーリ阿久井政悟の王座統一戦。JBCの職員でもある冨樫光明リングアナウンサーが、拳四朗をこう紹介しました。

25戦24勝。敗戦は議論の余地が残る世界タイトルマッチで喫した1敗のみ。

デイリースポーツ(2025年4月28日)

その「1敗」は、矢吹に負けた試合です。矢吹の所属ジムは、JBCに謝罪や処分など5つの対応を求める文書を送りました。松尾敏郎会長は、2階級同時制覇の王者を傷つける発言だと強く抗議しています。JBCは「内容を精査して対応を協議」と答えました。

レフェリーもJBCも認めた結果に、試合を裁く側の人間がケチをつけたのです。私は、この発言にとても失望しました。

矢吹正道の戦績

矢吹正道の戦績と世界戦の配信元を示すバナー

矢吹正道は、1992年7月9日生まれ、三重県鈴鹿市出身のプロボクサーです。2016年3月にデビューし、2021年に寺地拳四朗を破ってWBC世界ライトフライ級王者になりました。今はIBF世界フライ級王者で、2階級制覇を果たしています。ここでは、戦績の数字、世界戦の全成績と配信元、そしてKO率を見ていきます。

24戦20勝18KO4敗

戦績は24戦20勝(18KO)4敗です(BoxRec、2026年10月6日時点)。

2025年3月29日には、IBFライトフライ級の王座を持ったまま、1つ上のフライ級の王者アンヘル・アヤラに挑みました。12回TKOで勝ち、日本の男子で初めての2階級同時制覇を成し遂げています。この試合は、IBFの2025年の年間最高試合に選ばれました。世界中の試合結果から順位をつけるBoxRecでは、フライ級で722人中1位です。4団体の順位はフライ級の世界ランキングにまとめています。

ABEMA ボクシング【公式】「【壮絶】矢吹正道と無敗王者アヤラのド級の殴り合い!」

世界戦の全成績と配信元

世界戦は6試合戦い、5勝1敗です。

日付 相手 結果 会場 配信元 今見られるか
2021年9月22日 寺地拳四朗 10回TKO勝ち(WBCライトフライ級王座獲得) 京都市体育館 カンテレドーガ(ライブ)、WOWOW(後日) ―
2022年3月19日 寺地拳四朗 3回KO負け(王座陥落) 京都市体育館 ABEMA ―
2024年10月12日 シベナティ・ノンティンガ 9回TKO勝ち(IBFライトフライ級王座獲得) 愛知県国際展示場 ABEMA(無料) ABEMAプレミアム
2025年3月29日 アンヘル・アヤラ 12回TKO勝ち(IBFフライ級王座獲得) 愛知県国際展示場 ABEMA(無料) ABEMAプレミアム
2025年12月27日 フェリックス・アルバラード 12回KO勝ち(初防衛) 愛知県国際展示場 ABEMA(無料) ABEMA(無料)
2026年6月6日 レネ・カリスト 判定3-0(2度目の防衛) 愛知県国際展示場 ABEMA(無料) ABEMA(無料)
「今見られるか」は2026年10月6日にABEMAの「亀田興毅 3150シリーズ」の試合別で確認。拳四朗との2戦は、今見られる配信を確認できていない

2024年からの4試合は、すべてABEMAで無料で生中継されました。アーカイブは、アルバラード戦とカリスト戦が今も無料で見られます。ノンティンガ戦とアヤラ戦は、ABEMAプレミアム(月額)に入ると見られます。

KO率はチャンピオンの中でも上

矢吹の一番の武器は、倒す力です。

20勝のうち18勝がKOで、KO率は90%になります。世界戦の5勝も、4つがKOです。ほかの日本人王者と比べてみました。

選手 階級 戦績 KO率
矢吹正道 フライ級 24戦20勝(18KO)4敗 90%
井上尚弥 スーパーバンタム級 33戦33勝(27KO)無敗 約82%
寺地拳四朗 スーパーフライ級 28戦26勝(16KO)2敗 約62%
井上拓真 バンタム級 25戦23勝(5KO)2敗 約22%
BoxRecより(2026年10月6日閲覧)。KO率は勝ち数のうちKO・TKOの割合

KO率だけで見れば、あの井上尚弥をも上回ります。しかも矢吹がいるのは、拓真や拳四朗より軽いフライ級です。私は、パンチ力は拓真や拳四朗より上だと思っています。ABEMAの番組では、元世界王者の田中恒成さんが矢吹の拳の硬さを確かめ、拳の骨を「点で当てる」打ち方に秘密があると分析していました。

矢吹正道が負けた4人は全員世界王者

矢吹正道が負けた4人を示すバナー

矢吹の4つの負けを並べると、ある共通点が見えてきます。負けた相手が、全員のちの世界王者なのです。デビューから2年ほどの若手が、のちの王者と次々に当たっていたことになります。4つ目の負けは、すでに書いた拳四朗との再戦です。ここでは、残る3つの負けを古い順に見ていきます。

4戦目 中谷潤人

最初の負けは、新人王を決める試合でした。

2016年12月23日、後楽園ホールで行われた全日本新人王決定戦。西日本の代表として出た矢吹の相手は、東日本代表の中谷潤人でした。中谷も三重県(東員町)の出身で、三重の出身同士の対戦です。判定は38-39、37-39、37-39の0-3でした。中谷はその後、WBOフライ級、WBOスーパーフライ級、WBC・IBFバンタム級と3階級を制覇します。33戦で負けたのは、2026年5月の井上尚弥戦の1度だけです。

8戦目 ユーリ阿久井政悟

2つ目の負けは、2018年4月でした。

相手は岡山・倉敷守安ジムのユーリ阿久井政悟です。矢吹は1回1分32秒でTKO負けを喫しました。ユーリは2024年1月にWBA世界フライ級王者になり、岡山のジムから初めての世界王者になっています。2025年3月、拳四朗との王座統一戦に敗れて王座を手放しました。冒頭のリングアナ発言があったのは、その試合です。

10戦目 ダニエル・マテリョン

3つ目の負けは、もっと際どいものでした。

2018年9月29日、後楽園ホールでキューバのダニエル・マテリョンと8回戦を戦いました。判定は1-2。ジャッジの1人は77-76で矢吹の勝ちにつけています。マテリョンは2021年にWBA世界ライトフライ級の暫定王者になりました。

「早すぎた対戦」だった3敗

3つの負けは、どれも相手が世界王者になる前のことです。

何戦目 日付 相手 結果 相手のその後
4戦目 2016年12月23日 中谷潤人 4回判定0-3 世界3階級制覇
8戦目 2018年4月8日 ユーリ阿久井政悟 1回TKO負け WBA世界フライ級王者
10戦目 2018年9月29日 ダニエル・マテリョン 8回判定1-2 WBA世界ライトフライ級暫定王者
17戦目 2022年3月19日 寺地拳四朗 3回KO負け 世界3階級制覇
BoxRec・Wikipediaより

当時の矢吹は、まだベルトを1本も持っていない若手でした。負けた相手の顔ぶれを見ると、4敗という数字の見え方が変わってきます。その後の矢吹は、日本王座、WBC王座、IBFの2つの王座と、ベルトを積み上げていきました。

矢吹正道のジムと配信元の移り変わり

矢吹正道のジムと配信元の移り変わりを示すバナー

矢吹の試合は、時期によって見られる場所がまったく違います。所属ジムや、出る興行が変わってきたからです。三重テレビの中継から始まり、ネット配信を経て、世界戦はABEMAの無料生中継になりました。ジムの名前が変わったり、組む相手が変わったりするたびに、配信元も変わっています。ここでは、ジムの移籍、テレビとネットの時代、ABEMAの時代、過去の試合の見方の順に見ていきます。

薬師寺ジムから緑ジムへ

矢吹がデビューしたのは、名古屋の薬師寺ジムでした。

転機は2017年のクリスマスです。薬師寺ジムを辞めたばかりの矢吹は、弟を連れて名古屋の緑ジムを訪ねました。松尾敏郎会長と加藤博昭トレーナーを前に、「自分には家族がいます。3年でめどをつけたいんです」と訴えています(中日スポーツ)。緑ジムは、飯田覚士と戸高秀樹の2人の世界王者を育てた名門です。加藤トレーナーもその2人を担当しており、ジムは加藤トレーナーを呼び戻して矢吹につけました。矢吹は約2年半で日本王者になり、2021年9月にはWBCの世界王者になりました。

三重テレビとネット配信の時代

世界王者になる前後の試合は、地元のテレビ局が中心でした。

2023年1月の名古屋でのIBF挑戦者決定戦(ロナルド・チャコン戦)は、三重テレビの独占生中継でした。アキレス腱を切ったあとの2024年3月の復帰戦(ケビン・ビバス戦)も三重テレビが中継し、Travel TVが無料でネット配信しています。拳四朗との2戦は、前に書いたとおりカンテレドーガ・WOWOWとABEMAでした。全国で見られる中継は、まだ少なかった時期です。

3150×LUSHで世界戦はABEMA無料

大きく変わったのは2024年です。

1月、緑ジムは「LUSH緑ジム」に名前を変えました。株式会社LUSHが、矢吹と弟の世界挑戦を後押しすることになったためです。8月にはLUSHと、亀田興毅さんの興行「3150FIGHT」が手を組みました。そこから2026年6月までの世界戦4試合は、すべて愛知県国際展示場で行われ、ABEMAで全試合無料の生中継でした。ジムの名前は2025年8月に「緑」へ戻り、LUSHは2026年5月にボクシングの興行から手を引きました。ABEMAのほかの無料配信は、ボクシングの無料放送の記事にまとめました。

過去の試合の見方

今から見るなら、ABEMAです。

ABEMAの「亀田興毅 3150シリーズ」に、世界戦4試合が試合ごとに残っています。2026年10月6日時点で、アルバラード戦とカリスト戦は無料で見られます。ノンティンガ戦とアヤラ戦を見るには、ABEMAプレミアムへの登録が必要です。無料の範囲は変わることがあるので、見る前にABEMAの画面で確かめてください。

矢吹正道ってどんな人

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リングネームの「矢吹」は、ボクシング漫画『あしたのジョー』の主人公、矢吹丈から取ったものです。弟もプロボクサーで、こちらはライバルの力石徹から名前を取りました。さらに長女も、ボクシングで高校日本一になっています。家族の話を知ると、矢吹の試合の見え方も少し変わるはずです。ここでは、本名、弟、長女の順に紹介します。

本名は佐藤正道

矢吹の本名は、佐藤正道です。

「佐藤じゃつまらない」と、あしたのジョーの矢吹丈からリングネームをつけました(東京スポーツ)。少年時代はけんかや暴走行為に明け暮れ、補導歴は50回以上あったといいます。17歳で長女が生まれ、父親になりました。ボクシングに本気で向き合ったのは、家族を養うためでもあります。

弟・力石政法

弟の力石政法も、元東洋太平洋スーパーフェザー級王者のプロボクサーです。

本名は佐藤政法。兄が矢吹丈なら、弟はライバルの力石徹というわけです。漫画の中で矢吹丈と力石徹が出会うのは、少年院でした。そして実際に少年院にいたのは、弟の方です。18歳のころ、兄と上京する前に起こした事件で捕まり、少年院に入りました。名前の由来を知った人から、兄の矢吹の方が少年院帰りだと勘違いされることもあります(笑)。

弟は少年院を出てからボクシングに打ち込み、兄と同じ薬師寺ジムからデビューしました。その後、兄と一緒に緑ジムへ移り、2024年7月に大橋ジムへ移籍しています。2人は、兄弟そろって世界王者になることを目標にしています。

長女・佐藤夢月はインターハイ王者

17歳で生まれた長女の佐藤夢月さんも、ボクサーです。

父が所属する緑ジムでボクシングを始め、小中学生の全国大会「ジュニア・チャンピオンズリーグ」で4連覇しました。愛知・若宮商業高校に進んだ2026年には、1年生でインターハイの女子ライトフライ級を制覇しています。目標は2028年のロサンゼルス五輪で、14歳のときに「18歳で金を取って世界一に」と話していました。父は「親子で世界一を実現させるためにも、自分は今年と来年が勝負」と語っています(中日スポーツ)。

よくある質問

矢吹正道に関するよくある質問のバナー

矢吹正道について、よく調べられている疑問をまとめました。内容は2026年10月6日時点のものです。

矢吹正道の戦績は?

24戦20勝(18KO)4敗です(BoxRec、2026年10月6日時点)。KO率は90%で、元WBC・IBF世界ライトフライ級王者、現IBF世界フライ級王者です。

矢吹正道は誰に負けた?

中谷潤人、ユーリ阿久井政悟、ダニエル・マテリョン、寺地拳四朗の4人です。4人とも世界王者になりました。

寺地拳四朗とのバッティングは何があった?

2021年9月、矢吹が10回TKOで拳四朗に勝った試合で、拳四朗の右目上の傷をめぐり、寺地陣営が「故意のバッティング」だと抗議しました。JBCは「判断できない」と回答し、WBCの再戦命令で2022年3月に再戦。拳四朗が3回KOで勝ちました。

本名と弟が力石の理由は?

本名は佐藤正道です。『あしたのジョー』の主人公・矢吹丈からリングネームを取り、弟の佐藤政法はライバルの力石徹から取りました。

過去の試合はどこで見られる?

2024年以降の世界戦4試合はABEMAに残っています。2026年10月6日時点で、アルバラード戦とカリスト戦は無料、ノンティンガ戦とアヤラ戦はABEMAプレミアムで見られます。

まとめ

矢吹正道の戦績のまとめを示すバナー

矢吹正道の戦績は24戦20勝(18KO)4敗です。負けた4人は全員が世界王者になった選手で、数字だけでは強さは分かりません。無敗の寺地拳四朗を倒した試合は、バッティング騒動、再戦での完敗、そして3年後のリングアナ発言まで、長く尾を引きました。それでも矢吹は、アキレス腱の大けがから戻り、2階級同時制覇を果たしています。KO率90%の拳は、34歳になった今も衰えていません。

  • 24戦20勝18KO4敗でKO率90%
  • 負けた4人は全員が世界王者
  • 拳四朗戦はバッティング騒動に
  • 世界戦はABEMAで無料生中継
  • アーカイブも一部は無料
  • 本名は佐藤正道
  • 弟は力石政法
  • 長女はインターハイ王者

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