カネロ・アルバレスの次戦は、10月31日にサウジアラビアのリヤドで行われるWBC世界スーパーミドル級タイトルマッチです。10月8日にはアンダーカードを含む全10試合が発表され、日本からは堤麗斗が出場します。この記事では、全カード、カネロの戦績、堤麗斗の試合、井上尚弥とつながる2試合、日本での配信と日本時間を順にまとめました。
NEXT FIGHT
10月31日
🇸🇦 Saudi Arabia / Riyadh
📺 DAZN次の試合が決まりました。
次戦もこのような大きな舞台で試合をさせてもらえることに感謝しています。
成長した姿をお見せできるようベストを尽くします🥊
応援よろしくお願いします🔥🥊 pic.twitter.com/h6HSFXJm8c
— 堤 麗斗 Reito Tsutsumi (@Reito2230110) 2026年10月9日
- 10月31日の全対戦カード
- カネロ・アルバレスの戦績
- 日本人・堤麗斗の試合
- 井上尚弥とつながる2試合
- 日本での配信と日本時間
カネロ・アルバレス次戦は10月31日

カネロ・アルバレスの次戦は、2025年9月にテレンス・クロフォードに敗れてから初めての試合です。相手は無敗のWBC王者クリスチャン・エンビリです。勝てば、カネロはスーパーミドル級の世界王者に返り咲きます。サウジアラビアの「リヤド・シーズン」が主催し、メキシコ対世界と名づけられた大会です。ここでは、日程と会場、大会の中身、相手のエンビリの順に見ていきます。
日程と会場
試合は、現地時間10月31日(土)のサウジアラビア・リヤド。
会場は、リヤド・シーズンの会場「ザ・ヴェニュー」と発表されました。日本時間では11月1日(日)にあたり、DAZNの配信は0時に始まります。
メキシコ対世界
大会名は「Mexico vs. The World」。
カネロ、ムンギア、エスピノサ、ピカソと、メキシコの人気選手が世界の強豪を迎え撃つ形です。もともとは9月12日の予定でしたが、カネロ側の事情で10月31日に延びました。メインを含めて世界戦が4試合組まれています。
相手は無敗の王者エンビリ
相手は、WBC世界スーパーミドル級王者のクリスチャン・エンビリです。
戦績は29勝(24KO)無敗1分で、フランスの選手。実は、カネロとクロフォードが戦った同じ日のアンダーカードで戦い、引き分けています。その後、クロフォードの引退でWBCの正規王者に上がりました。
カネロ・アルバレス次戦の全カード

10月8日に発表された全カードは10試合です。WBC、WBA、WBO、IBFの4団体の世界戦がそろい、アンダーカードにも無敗の選手が並びます。日本人では、スーパーフェザー級の堤麗斗が出場。試合の順番は発表順なので、当日は変わるかもしれません。ここでは、全カードの表、4つの世界戦、そのほかの試合の順に紹介します。井上尚弥と縁のある選手が2人いるのも見どころです。
全10試合の一覧
発表された全カードは、アンダーカードを含めて10試合。
| 階級・王座 | 対戦 | 戦績 |
|---|---|---|
| WBC世界スーパーミドル級 | クリスチャン・エンビリ(王者)vs サウル“カネロ”アルバレス | 29勝0敗1分/63勝3敗2分 |
| WBA世界スーパーミドル級 | ハイメ・ムンギア(王者)vs ニキータ・ゾン | 46勝2敗/12勝0敗1分 |
| WBO世界フェザー級 | ラファエル・エスピノサ(王者)vs ロレンソ・パラ | 28勝0敗/24勝1敗1分 |
| IBF世界スーパーライト級(空位) | リンドルフォ・デルガド vs アルトゥール・ビヤルスラノフ | 24勝0敗/21勝0敗 |
| スーパーバンタム級 | アラン・デビッド・ピカソ vs カール・ジェームス・マーティン | 33勝1敗1分/28勝0敗 |
| スーパーフェザー級 | 堤麗斗 vs レイムンド・ロハス・ガルシア | 5勝0敗/16勝2敗 |
| ミドル級 | カルロス・エミリアーノ・ロホ・バスケス vs フラビウス・ビエア | 21勝0敗/24勝3敗 |
| スーパーミドル級 | ブライアン・レオン vs エクトル・アギーレ | 12勝0敗/7勝0敗 |
| スーパーフェザー級 | スルタン・アルモハンメド vs エリック・ビジェガス | 5勝0敗/5勝2敗3分 |
| スーパーミドル級 | ベク・ヌルマガンベトフ vs マルコス・バスケス・ロドリゲス | 16勝0敗/21勝3敗1分 |
世界戦は4試合
メインのカネロ戦のほかに、3つの世界戦があります。
WBAスーパーミドル級はムンギアの防衛戦です。ただ、指名挑戦者との試合を先に済ませていないため、WBAがこの試合を認めるかはまだはっきりしません。WBOフェザー級はエスピノサが1位のパラを迎え、IBFスーパーライト級は無敗同士の王座決定戦です。4試合とも世界のベルトがかかります。
堤麗斗はスーパーフェザー級
日本人の出場は、堤麗斗だけです。
相手はメキシコのレイムンド・ロハス・ガルシアで、戦績は16勝(11KO)2敗。4団体の世界ランキングには入っていない選手です。堤麗斗はWBAのフェザー級10位ですが、試合はひとつ上のスーパーフェザー級で戦っています。
カネロ・アルバレスの戦績

カネロ・アルバレスは、1990年生まれのメキシコの36歳。プロ戦績は68戦63勝(39KO)3敗2分で、スーパーウェルター級からライトヘビー級まで4階級を制覇しました。スーパーミドル級では4団体すべてのベルトを集めた時期もあります。ここでは、PFPで1位だったころ、負けた相手、そしてクロフォード戦からの次戦という流れで見ていきます。
元PFP1位
カネロは、階級を超えた強さの順位「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の常連でした。
リング誌のPFPでは、2019年11月から2022年5月にビボルに敗れるまで1位でした。そのころの井上尚弥の最高位は2位です。PFPの仕組みはパウンド・フォー・パウンドの記事にまとめています。
2024年10月には来日したカネロが、井上尚弥と並んで写真に収まりました。
負けた相手もPFPの選手
68戦のうち、負けは3つ、引き分けは2つです。
| 日付 | 相手 | 結果 | 相手のPFP最高位 |
|---|---|---|---|
| 2013年9月 | フロイド・メイウェザー・ジュニア | 判定負け | 1位 |
| 2017年9月 | ゲンナジー・ゴロフキン | 引き分け | 1位 |
| 2022年5月 | ドミトリー・ビボル | 判定負け | 4位 |
| 2025年9月 | テレンス・クロフォード | 判定負け(0-3) | 1位 |
デビュー間もない4回戦の引き分けを除けば、カネロが勝てなかった相手は4人だけ。メイウェザー、ゴロフキン、ビボル、クロフォードと、全員がPFPの上位に入った選手です。カネロに勝つには、それだけの実力が要るということです。
クロフォード戦からの次戦
前の試合は、2025年9月のテレンス・クロフォード戦でした。
ラスベガスで4団体の王座を守る試合でしたが、0-3の判定で敗れ、すべてのベルトを失いました。日本ではNetflixが配信した試合です。試合後に左ひじの手術を受け、今回が1年1か月あまりぶりの試合になります。
日本人は堤麗斗

この大会に出る日本人は、24歳の堤麗斗(志成)です。アマチュアで9冠を取り、2025年5月にプロデビュー。5戦すべてに勝ち、4つをKOで決めています。兄の堤駿斗も、WBAスーパーフェザー級3位の世界ランカーです。ここでは、デビュー前からの契約、海外での戦績、そして今回の試合への期待を紹介します。次の日本人世界王者候補として注目の選手です。
デビュー前からリング誌と契約
堤麗斗は、プロのリングに上がる前から世界に見込まれていました。
デビュー前に、トゥルキ長官がオーナーのリング誌とアンバサダー契約を結び、リヤド・シーズンとも契約しています(デイリースポーツ)。プロデビュー前からリングと契約した日本人スーパーホープです。
5戦すべてが海外
プロの5試合は、すべて海外のリングでした。
| 日付 | 場所 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2025年5月2日 | 米国ニューヨーク(タイムズスクエア) | リバール・ウィッティントン | 6回判定勝ち(デビュー戦) |
| 2025年7月12日 | 米国ニューヨーク | マイケル・ルイス | 2回TKO勝ち |
| 2025年9月13日 | 米国ラスベガス(カネロ対クロフォードのアンダーカード) | ハビエル・マルティネス | 1回TKO勝ち |
| 2025年12月27日 | サウジアラビア・リヤド | レオバルド・キンタナ | 4回TKO勝ち |
| 2026年7月25日 | サウジアラビア・ジッダ | アルビノ・エレーラ | 2回TKO勝ち |
デビュー戦はニューヨークのタイムズスクエア、3戦目はカネロ対クロフォードのアンダーカードです。ずっと海外で戦ってきたので、アウェーも問題なしだと私は思っています。今回もカネロの興行で、大きな舞台はもう慣れたものでしょう。
豪快なKOに期待
前戦では、20戦無敗のアルビノ・エレーラから3度のダウンを奪い、2回28秒でTKO勝ちしました。
豪快なKOを期待しています。階級ごとの順位は、スーパーフェザー級の世界ランキングとフェザー級の世界ランキングで見られます。
井上尚弥とつながる2試合

井上尚弥と縁のある選手も、この大会に2人出場。一人は、井上がフェザー級に上げたときの最大の壁と言われるWBO王者のエスピノサ。もう一人は、2025年12月に井上と12回を戦い抜いたピカソです。エスピノサは井上の試合のアンダーカードで戦い、ピカソは井上と直接拳を交えました。ここでは、2人の今と、井上との関わりを順に紹介します。
エスピノサは驚異の身長
ラファエル・エスピノサは、28戦全勝(24KO)のWBO世界フェザー級王者です。
何といっても目を引くのが、身長185cmという体の大きさ。フェザー級ではまずいない長身です。日本のボクシング関係者も、井上がフェザー級に上げたときの一番の強敵に挙げています。
今回の防衛戦は、すんなり決まったわけではありません。2026年の春には、WBA王者ブランドン・フィゲロアとの統一戦が話し合われ、9月の開催が目標とされていました。しかし話はまとまらず、エスピノサはWBO1位の指名挑戦者、ロレンソ・パラと戦うことになりました。フィゲロアは10月17日(日本時間18日)に亀田和毅の挑戦を受ける予定でしたが、計量に失敗して王座を剥奪され、体調不良で試合は中止になりました。くわしくは亀田和毅対フィゲロアの記事にまとめました。
井上対カルデナスのアンダーカードだったエスピノサ
エスピノサは、2025年5月の井上尚弥対ラモン・カルデナスのアンダーカードで戦っています。
エドワード・バスケスを7回TKOで下した試合で、日本ではAmazonプライムビデオがライブ配信しました。
ピカソは井上戦から復帰2戦目
アラン・デビッド・ピカソは、2025年12月に井上尚弥に判定で敗れ、プロで初めて負けました。
2026年8月の復帰戦はフェザー級で、2回TKO勝ち。WBCのシルバー王者になり、WBCのフェザー級ランキングでは2位に入りました(10月版)。今回はスーパーバンタム級に戻り、28戦全勝のカール・ジェームス・マーティンと戦うと報じられています。マーティンは、WBOのスーパーバンタム級1位(9月版)。勝てば、スーパーバンタム級でも再び上位の挑戦者に返り咲くかもしれません。井上尚弥の次戦の行方は、井上尚弥の次戦の記事にまとめています。
カネロ次戦の配信と日本時間

日本での配信は、DAZNのPPV「カネロ対エンビリ」。料金は3,500円で、DAZNのプランに入っていることが前提です。昨年までのカネロ戦の日本のPPVは2,500円から3,100円だったので、少し上がりました。ここでは、料金、日本時間の目安、見るのに必要なプランの順にまとめます。11月1日(日)0時から配信が始まります。
DAZNのPPVは3,500円
配信の中身をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配信 | DAZNのPPV「カネロ対エンビリ」 |
| 料金 | 3,500円 |
| 配信開始 | 日本時間11月1日(日)0:00 |
| 必要なもの | DAZNのプランへの加入(グローバル月980円、スタンダード月4,200円 など) |
PPVは、DAZNの月額プランとは別の料金です。プランとPPVの両方が必要です。
日本時間の目安
配信は、日本時間11月1日(日)の0時に始まります。
主催のトゥルキ長官は、メインのカネロ戦を現地時間の午前3時ごろに始めると話しています。日本時間では11月1日の朝9時ごろです。堤麗斗の試合の時刻は、まだ発表されていません。
DMM×DAZNホーダイでも見られる
DAZNには、DMMのサービスとセットになった「DMM×DAZNホーダイ」もあります。
このプランに入っていても、PPVを追加で買って見ることができます。スタンダードで契約するなら、DMM×DAZNホーダイがお得です。月額4,200円のスタンダードが、DMMプレミアムとセットで月額3,480円になります。
よくある質問

カネロ・アルバレスの次戦について、よく調べられている疑問をまとめました。内容は2026年10月9日時点のものです。
カネロ・アルバレスの次戦はいつ?
現地時間10月31日(土)、日本時間では11月1日(日)です。サウジアラビアのリヤドで、WBC世界スーパーミドル級王者のクリスチャン・エンビリに挑みます。
日本ではどこで見られる?
DAZNのPPV(3,500円)です。DAZNのプランへの加入が必要で、配信は日本時間11月1日0時に始まります。
カネロの試合は何時から?
配信は日本時間11月1日(日)0時に始まります。メインのカネロ戦は、主催者の話から朝9時ごろの見込みです。
日本人は出る?
堤麗斗(志成)がスーパーフェザー級で出場し、メキシコのレイムンド・ロハス・ガルシアと戦います。
カネロ・アルバレスの戦績は?
68戦63勝(39KO)3敗2分です。4階級を制覇し、負けた相手はメイウェザー、ビボル、クロフォードの3人です。
まとめ

カネロ・アルバレスの次戦は、日本時間11月1日のWBC世界スーパーミドル級タイトルマッチ。クロフォードに敗れてから1年1か月あまり、無敗の王者エンビリを相手に再起をかけます。アンダーカードには4つの世界戦が並び、日本からは堤麗斗が出場。井上尚弥と縁のあるエスピノサとピカソも登場します。配信はDAZNのPPVで、日本時間0時に始まります。
- 日本時間11月1日(日)にリヤドで開催
- アンダーカードを含めて全10試合
- 世界戦は4試合
- カネロは63勝3敗2分の4階級制覇王者
- 日本人は堤麗斗が出場
- エスピノサとピカソは井上尚弥と縁
- 配信はDAZNのPPV3,500円



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