2026年11月29日(日)、東京・両国国技館で、ボクシングのトリプル世界タイトルマッチ「U-NEXT BOXING.7」が行われます。メインはWBA世界バンタム級王者の増田陸と、元王者の堤聖也の再戦。セミはWBO世界スーパーフライ級王者・寺地拳四朗の初防衛戦で、ユーリ阿久井政悟もWBA世界スーパーフライ級王者に挑みます。結論から書くと、配信はU-NEXTの独占ライブ配信です。この記事では、全カードと見どころ、記者会見の様子をまとめます。
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11.29㊐ U-NEXT BOXING.7
トリプル世界タイトルマッチ
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WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
増田 陸 vs. 堤 聖也
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WBO世界Sフライ級タイトルマッチ12回戦
寺地拳四朗 vs. ハシエル・アマドル
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WBA世界Sフライ級タイトルマッチ12回戦… pic.twitter.com/HUNCX8n2Hg— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) 2026年10月14日
- 3つの世界戦の顔ぶれ
- 配信と開始時間
- 増田と堤の3年前の試合
- 寺地と阿久井の統一戦の行方
- 記者会見の名場面
11月29日のトリプル世界戦

11月29日は、3つの世界戦が1日にまとめて行われます。出場予定の日本人は、増田陸、堤聖也、寺地拳四朗、ユーリ阿久井政悟の4人。バンタム級の王座を日本人どうしで争い、スーパーフライ級では2つの団体のベルトが同じリングで動きます。主催は帝拳プロモーションで、U-NEXTが独占で生配信する大会です。ここでは、日時と会場、配信、世界戦の一覧の順にまとめます。日本人4人が世界戦に出場予定です。
日時と会場
日時は2026年11月29日(日)、会場は東京・両国国技館です。
大会名は「U-NEXT BOXING.7 トリプル世界タイトルマッチ」。U-NEXTの配信ページでは、16時に配信開始、17時に開演の予定です。世界戦のほかの試合は、あとで発表されます。
配信はU-NEXTの独占ライブ配信
配信は、U-NEXTの独占ライブ配信です。
U-NEXTの配信ページでは見放題の作品として表示されており、月額プラン(2,189円・税込)で見られます。見逃し配信は、準備ができ次第、2027年1月17日までの予定です(10月14日時点)。地上波での放送は発表されていません。
3つの世界戦の一覧
世界戦は、メインから順に次の3試合です。
| 試合 | 王者 | 挑戦者 |
|---|---|---|
| メイン WBA世界バンタム級 |
増田陸(帝拳) 29歳・11勝(9KO)1敗 |
堤聖也(角海老宝石) 30歳・13勝(8KO)3分・同級1位 |
| セミ WBO世界スーパーフライ級 |
寺地拳四朗(BMB) 34歳・26勝(16KO)2敗 |
ハシエル・アマドル(メキシコ) 25歳・15勝(13KO)1分・同級10位 |
| WBA世界スーパーフライ級 | デビッド・ヒメネス(コスタリカ) 34歳・18勝(12KO)1敗 |
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) 31歳・23勝(13KO)3敗1分・同級2位 |
ヒメネスは、U-NEXTの発表では「ダビド・ヒメネス」と書かれています。当ブログでは、日本語版Wikipediaに合わせて「デビッド・ヒメネス」と表記しました。
試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性あります。最新の配信状況はU-NEXTサイトや大会公式サイトにてご確認ください。
メインイベント 増田陸vs堤聖也

メインは、WBA世界バンタム級王者の増田陸と、1位の堤聖也の日本人対決です。2人は3年前に一度戦い、そのときは堤が勝ちました。堤はその後に世界王者になりましたが、負けないままベルトを外されています。ここでは、2人の世界王者、3年前の試合、王者が増えすぎたWBAの順にまとめます。どちらが本物の王者かを決める試合です。
2人の世界王者
増田は今のWBA王者で、堤はリングで負けずに王座を外された元王者です。
増田は2026年7月20日に比嘉大吾に判定2-1で勝ち、WBA王者になりました。今回が初防衛戦です。一方の堤は、怪我で休んでいる間にWBAが休養王座を外し、今は1位。それでも会見ではWBAのベルトをテーブルに置いて、「WBA世界バンタム級チャンピオン、堤聖也です」と名乗りました(会見の映像より)。2人とも、自分が王者だと思ってリングに上がります。堤の歩みは堤聖也の戦績と過去試合の配信にまとめています。
3年前の試合は堤が勝利
2人は2023年8月30日に戦い、堤が3-0の判定で勝ちました。
日本バンタム級王者だった堤の3度目の防衛戦で、モンスタートーナメントの準決勝でもあった試合です。増田は当時、3戦3勝3KOの新鋭。堤は4回に眉間を切りながらも、増田にプロ初黒星をつけました。堤は会見で、今回は「世界の3度目の防衛戦」のつもりだと話し、「3という数字に縁がある」と話しました。
この試合は、Leminoの「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 103」のアーカイブに残っていて、今も見られます(10月10日時点)。
王者が増えすぎたWBA
WBAのバンタム級には、王者が何人もいる時期が続いてきました。
堤が目の手術で休んでいる間に、アントニオ・バルガスが正規王者に上がり、ノニト・ドネアが暫定王者になりました。2026年6月には、ジェシー・バム・ロドリゲスがスーパー王者に格上げされています。7月には増田対比嘉が正規王座の決定戦になり、堤の休養王座は外されました。ベルトが多すぎて、誰が本当の王者なのかが分かりにくい状態です。王者が何人もいる仕組みは、ボクシングに王者が何人もいる理由で解説しています。順位はバンタム級の世界ランキングで見られます。
セミ 寺地拳四朗vsアマドル

セミファイナルは、WBO世界スーパーフライ級王者・寺地拳四朗の初防衛戦です。相手は、メキシコの無敗のハードパンチャー、ハシエル・アマドル。寺地はこの試合の先に、スーパーフライ級の統一を見ています。ここでは、寺地の今の状態、目指す統一、同じ日のWBAの世界戦の順にまとめます。3階級制覇王者の落ち着きが際立っていました。
落ち着きの3階級制覇王者
寺地は2026年7月20日にWBO王座を取り、3階級制覇を果たしました。
会見では「スパーリングも増えて、すごく調子もいい」と話しています。アマドルは15勝(13KO)1分の無敗で、KO率は81%。寺地は「身長も高くて前に出てくる。そこを僕のジャブでしっかり突いて、前には入らせへんようにしたい」と、落ち着いた口調で語りました(会見の映像より)。寺地のこれまでは寺地拳四朗の戦績にまとめています。
目指すのは階級の統一
寺地は会見で、「その先は統一なんで」と話しました。
スーパーフライ級の4団体の王者は、次のとおりです。
| 団体 | 王者 | 王者になった試合 |
|---|---|---|
| WBA | デビッド・ヒメネス | 2026年6月に暫定から正規に |
| WBC | リカルド・マラジカ | 2026年9月27日 坪井智也に判定2-1 |
| IBF | アンドリュー・モロニー | 2026年6月6日 ウィリバルド・ガルシアに判定2-0 |
| WBO | 寺地拳四朗 | 2026年7月20日 イスラエル・ゴンサレスとの決定戦に判定3-0 |
WBCは、9月27日に坪井智也が敗れたベルトです。坪井はマラジカとの王座決定戦で、判定1-2で負けました(ゴング格闘技)。この夜の4つの世界戦の結果は、那須川天心vs井上拓真2の結果にまとめています。
IBFは、6月6日に愛知県常滑市で、王者のウィリバルド・ガルシアがモロニーに敗れたベルトです(判定2-0、ESPN)。ガルシアは、2025年12月にリヤドで寺地と戦う予定だった相手でした。計量のあとにガルシアが体調を崩して入院し、その試合は消えています。
同じ日にWBAの世界戦
同じリングで、WBAのベルトをかけたヒメネス対阿久井も行われます。
阿久井が勝てば、同じ階級で日本人の王者が2人並ぶことに。阿久井が勝ち進んだ先のことを聞かれた寺地は、「僕も統一戦はしたいんで、そういう面では意識はします」と答えました(会見の映像より)。各団体の順位は、スーパーフライ級の世界ランキングで見られます。
ヒメネスvsユーリ阿久井政悟

もう1つの世界戦は、元WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟が、WBA世界スーパーフライ級王者のデビッド・ヒメネスに挑む試合です。阿久井にとっては1年8か月ぶりの世界戦で、勝てば2階級制覇になります。その先には、敗れた寺地との再戦も見えてきます。ここでは、2階級制覇への挑戦、統一戦にするための条件、寺地への雪辱の順に見ていきましょう。寺地との再戦への第一歩です。
2階級制覇へ
阿久井は寺地に敗れたあとスーパーフライ級に上げ、2連続KO勝ちでWBA2位まで上がりました。
相手のヒメネスは、コスタリカの34歳のサウスポーで、18勝(12KO)1敗。6月に暫定王者から正規王者に上がっています(スポーツ報知)。阿久井はヒメネスについて、「ちょっと言葉は悪いですけど、小ざかしいみたいな」「足も使えるし、頭を入れてガツガツも来る。すごくやりにくい選手」と話しました(会見の映像より)。
統一戦にするために
寺地との再戦を統一戦にするには、阿久井がWBAのベルトを取り、守り続けなければなりません。
WBAはこの試合を特別に認める代わりに、勝った方に、試合から120日以内に1位のジョン・ラミレス(米国)と戦うよう求めています(スポーツ報知)。阿久井が勝っても、まずはラミレスとの指名試合です。寺地との統一戦は、その先になります。
寺地への雪辱
2025年3月13日、阿久井はWBA王者として寺地との統一戦に臨み、12回TKOで敗れました。
11回までは、ジャッジ3人のうち2人が阿久井を上につけていた試合です。最終回に逆転され、ベルトを失いました。この統一戦は、U-NEXTの「U-NEXT BOXING.2」で今も見放題で見られます(10月13日時点)。阿久井の歩みはユーリ阿久井政悟の戦績と過去試合の配信にまとめています。
記者会見のトピックス

10月14日の記者会見は、東京ドームホテルで開かれました。6人の選手と、それぞれのジムの会長や代表が並び、試合の話のほかにも見どころがたくさんありました。司会の代表質問のあと、記者からの質問にも答えています。ここでは、堤の衣装と名乗り、増田の受け答え、寺地と阿久井のやりとり、会長たちの様子の順に紹介します。メインの2人はピリピリ、もう1組は和やかでした。
マイケル並みの赤い革ジャン
堤は、マイケル・ジャクソンを思わせる赤い革ジャンで登場しました。
マイクを持つと、第一声は「こんにちは。WBA世界バンタム級チャンピオン、堤聖也です」。チャンピオンと名乗った理由を聞かれると、「僕だけは認めたらダメかな」「肩書きとか見てくれは変わっても、本質的な部分は何も変わってない」と答えました(会見の映像より)。
ピリピリの増田陸
増田は、会見の間ずっとピリピリしていました。
堤の印象を聞かれると、「今日久しぶりに目の前にして感じたのは、少しくたびれたかな」。これを聞いた堤は、「くたびれるでしょうね。我が身になって考えてみてくださいよ」と返しています(会見の映像より)。
会見のあとの囲み取材で、増田は堤がベルトを出したことについて、「そんなことしなくてもいいのになとは思いました」と話しました。続けて「まあでも、盛り上がるならやってもいいな」とも。「くたびれた」は、堤が着ていた古着のジャケットのような雰囲気も含めた言葉だったそうです(ORICON NEWSの映像より)。会見では、目の前のベルトをさかのぼれば堤が井上拓真から取ったベルトでもあり、堤を王者としてリスペクトしているとも話していました。
和やかな2人
一方、寺地と阿久井のやりとりは和やかでした。
寺地は「その先は統一なんで、ぜひそこまで楽しみにしていただけたら」。阿久井は寺地との統一戦を振り返り、「あの試合でお互い燃え尽き症候群みたいになった。一瞬だけ」と話し、「コツコツお互いに頑張りましょう」と続けました(会見の映像より)。いずれは統一戦で、もう一度向き合うかもしれない2人です。
帝拳以外の会長は緊張
主催の帝拳以外のジムの会長たちは、かなり緊張しているように見えました。
BMBジムの寺地永会長は「3階級3団体を目指して」と言ったあと、「あ、2団体か」と言い直し。倉敷守安ジムの守安竜也会長は、「田舎の極小ジム」に手を差し伸べてくれた帝拳の本田明彦会長にお礼を述べ、「ユーリはほんま死に物狂いで」と話したあと、「何でしたか」と質問を聞き返していました。角海老宝石ジムの会長の答えも、ひと言でした。大きな舞台の緊張が伝わってきます。
よくある質問

11月29日の世界戦について、よく調べられている疑問をまとめました。内容は2026年10月14日時点のものです。
11月29日のボクシングは何時から?
U-NEXTの配信は16時に始まり、17時に開演の予定です。世界戦の開始時間は、まだ発表されていません。
11月29日のボクシングの配信はどこ?
U-NEXTの独占ライブ配信です。見放題の作品として表示されていて、月額プラン(2,189円・税込)で見られます。
地上波で放送されますか?
地上波での放送は発表されていません。
見逃し配信はありますか?
U-NEXTで、準備ができ次第、2027年1月17日まで見られる予定です。
増田陸と堤聖也の対戦成績は?
1戦して堤の1勝です。2023年8月30日、日本バンタム級王座の防衛戦で、堤が3-0の判定で勝っています。
世界戦のほかの試合はありますか?
ほかの試合もあり、全試合を生配信の予定です。カードはあとで発表されます。
本ページの情報は2026年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
まとめ

11月29日は、両国国技館で3つの世界戦が行われます。メインは増田陸と堤聖也の3年ぶりの再戦で、どちらが本物の王者かが決まります。セミの寺地拳四朗と、ヒメネスに挑むユーリ阿久井政悟は、ともに勝てばスーパーフライ級の統一戦も視野に入るでしょう。配信はU-NEXTの独占ライブ配信です。日本人4人の戦いに注目です。
- 11月29日(日)両国国技館
- 配信はU-NEXTの独占
- メインは増田陸vs堤聖也
- 3年前は堤が判定勝ち
- 寺地の初防衛戦の相手はアマドル
- 阿久井は2階級制覇に挑戦



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