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ボクシング現役の日本人世界チャンピオン【現在の顔ぶれと次戦の配信元】

日本人世界王者は9人で配信元は4つであることを示すアイキャッチ(チャンピオンベルトを肩にかけた2人のイラスト) 配信・視聴方法

日本人の世界王者が今どれだけいるか、すぐに答えられる方は多くないと思います。2026年10月6日の時点で9人。しかもその半分以上が、この1年のうちに新しくベルトを手にした顔ぶれです。ところが試合を見ようとすると、配信元がLemino、U-NEXT、ABEMA、Amazonと分かれていて追いきれません。この記事では9人全員の最新試合と配信元を一覧にしたうえで、次の試合がどこで配信されるかを予想します。

この記事で分かること
  • 王者9人の顔ぶれと階級
  • それぞれの最新試合と結果
  • 配信元が4つに分かれる理由
  • 次戦の配信元の予想

結論から言えば、配信元は選手の所属ジムではなく、その日の興行が誰の主催かで決まります。まずは9人の顔ぶれから見ていきましょう。

日本人世界王者9人の一覧

初戴冠が3人で返り咲きが3人であることを示すバナー

2026年10月6日の時点で、日本人男子の世界王者は9人です。階級はミニマム級からスーパーバンタム級までの6階級に収まっており、いずれも軽量級にあたります。所属ジムを見ると大橋と帝拳で6人を占めますが、残りの3人はそれぞれ別のジムです。しかも9人のうち6人は、2026年に入ってから王座を手にしています。初めての戴冠もあれば返り咲きもあり、この1年で顔ぶれが大きく動きました。まずは全員の名前と、いつ王座を手にしたのかを並べます。

9人の顔ぶれと階級

階級の軽い順に並べます。

階級 団体 王者 所属 王座獲得
ミニマム級 WBA 石井武志 大橋 2026年9月2日
ミニマム級 WBO 松本流星 帝拳 2026年9月27日
ライトフライ級 WBA 吉良大弥 志成 2026年9月2日
ライトフライ級 WBC 岩田翔吉 帝拳 2026年3月15日
フライ級 IBF 矢吹正道 緑 2025年3月29日
スーパーフライ級 WBO 寺地拳四朗 BMB 2026年7月20日
バンタム級 WBA 増田陸 帝拳 2026年7月20日
バンタム級 WBC 井上拓真 大橋 2025年11月24日
スーパーバンタム級 4団体 井上尚弥 大橋 2023年12月26日

なお石井武志と増田陸はWBAのレギュラー王者です。WBAには上位にスーパー王者を置く階級があり、両者はその下の正規王者にあたります。

松本流星はWBOの暫定王者です。正規王者のオスカー・コラーゾがけがで試合ができず、正規王者に上がる時期はまだ決まっていません。

井上尚弥だけがWBA・WBC・IBF・WBOの4本を持っています。

初戴冠と返り咲きの内訳

顔ぶれの中身は4つに分けられました。初めて世界王座に就いたのは増田陸と石井武志と吉良大弥の3人で、増田は12戦目、石井は13戦目、吉良は5戦目での戴冠でした。

岩田翔吉は返り咲きです。2024年10月にWBO王座を得たものの2025年3月に失い、2026年3月にWBCで王座へ戻りました。寺地拳四朗は階級を上げての返り咲きで、フライ級の王座を失った1年後にスーパーフライ級で3階級制覇を果たしています。松本流星も、6月に手放したWBAに代わって、9月27日にWBOのベルトを手にして返り咲きました。

残る井上尚弥と矢吹正道と井上拓真の3人は、王座を保ったまま防衛を重ねている王者です。

大橋と帝拳で6人

所属ジムには偏りがあります。

大橋ジムが3人、帝拳が3人で、9人のうち6人を2つのジムが占めます。大橋は井上尚弥、井上拓真、石井武志。帝拳は岩田翔吉、増田陸、松本流星です。

残る3人は志成の吉良大弥、緑の矢吹正道、BMBの寺地拳四朗と、それぞれ別のジムに所属しています。

世界王者が分かれる4つの配信元

日本人世界王者の配信元が4つに分かれていることを示すバナー

9人の最新試合をたどると、配信元は4つに分かれています。Leminoが3人、U-NEXTが3人、Amazonが2人、ABEMAが1人という内訳です。9月27日に井上拓真と松本流星がAmazon Prime Videoの興行で戦い、4つの配信元すべてに王者がいる形になりました。Amazonの2人は、どちらも同じ日の同じ興行で戦った王者です。ここからは配信元ごとに、誰がどの興行に出たのかを見ていきます。

Leminoの3人

最も多いのがLeminoです。

井上尚弥は2026年5月2日の東京ドーム興行でLeminoのPPV配信でした。石井武志と吉良大弥は2026年9月2日の横浜BUNTAI、こちらはLeminoプレミアムでの独占生配信です。

3人のうち2人が大橋ジムの所属で、吉良大弥は井岡一翔と同じ志成ジムに所属しています。

U-NEXTの3人

次に多いのがU-NEXTです。

岩田翔吉、増田陸、寺地拳四朗の3人は、いずれも2026年7月20日の両国国技館で同じ興行に出ました。U-NEXTが独占ライブ配信した「U-NEXT BOXING.6」です。

U-NEXTは帝拳の定期興行を2023年4月から配信しており、日本テレビで42年続いた番組がそのまま移ってきた形になります。

Amazonの2人

9月27日に加わったのがAmazonです。

井上拓真と松本流星は、2026年9月27日のTOYOTA ARENA TOKYOで、Amazon Prime Videoが独占配信した「Prime Video Boxing 16」に出ました。拓真は那須川天心に3対0の判定で勝って2度目の防衛、松本はラッセル・アコスタに3対0の判定で勝ってWBOのベルトを手にしています。

試合の流れは那須川天心vs井上拓真2の結果にまとめています。プライム会員なら追加料金はかかりません。

ABEMAの1人

残る1人がABEMAです。

矢吹正道は2026年6月6日、愛知県国際展示場で行われた3150FIGHT 10のメインイベントで防衛に成功しました。亀田興毅がプロデュースするこの興行は、ABEMAで無料配信されています。

9人のなかで唯一、追加費用なしで見られた試合でした。

世界王者ごとの最新試合

9人の最新試合が5つの興行に集まっていることを示すバナー

9人の最新試合は、5つの興行に集まっています。9月27日、9月2日、7月20日の3日だけで7人が戦い、残る2人は6月6日の矢吹正道と5月2日の井上尚弥です。日付ごとに追うと、誰がどこの興行に乗ったのかが一目で分かります。しかもこの短い期間に、日本人世界王者の最短KO記録と、プロ5戦目での世界王座獲得のタイ記録が生まれました。3階級制覇を達成した王者もいます。ここでは日付順に、何が起きた夜だったのかを見ていきましょう。

5つの興行に集約

まず日付ごとに並べます。

日付 興行 出場した王者 配信元
2026/9/27 Prime Video Boxing 16 井上拓真・松本流星 Amazon Prime Video
2026/9/2 Lemino BOXING 石井武志・吉良大弥 Leminoプレミアム
2026/7/20 U-NEXT BOXING.6 岩田翔吉・増田陸・寺地拳四朗 U-NEXT
2026/6/6 3150FIGHT 10 矢吹正道 ABEMA
2026/5/2 THE DAY 井上尚弥 Lemino PPV

5つの興行で9人すべてが説明できます。個々の選手を追わなくても、興行を押さえれば配信元が分かるということです。

戦績は寺地拳四朗が28戦26勝2敗、矢吹正道が24戦20勝4敗、井上尚弥が33戦33勝で無敗となっています。

記録が2つ生まれた夜

9月2日の横浜BUNTAIは記録の夜になりました。

石井武志はウィルフレド・メンデスを1回1分5秒で仕留め、日本人世界王者の世界戦における最短KO記録を更新しています。それまでの記録は井上尚弥がパヤノ戦で作った1分10秒で、約8年ぶりの更新でした。

同じ日、吉良大弥はカルロス・カニサレスを7回38秒でTKOし、田中恒成と並ぶプロ5戦目での世界王座獲得となりました。9月27日には坪井智也もこの記録に挑みましたが、1対2の判定で敗れ、並ぶことはできませんでした。

拳四朗の3階級制覇

7月20日は寺地拳四朗の日でした。

イスラエル・ゴンサレスを12回3対0の判定で下し、ライトフライ級とフライ級に続く3階級制覇を達成しています。2025年7月にフライ級の2団体王座を失ってから、ちょうど1年での返り咲きでした。

同じ興行では増田陸が比嘉大吾を2対1の判定で退けて初の世界王座を獲得し、岩田翔吉も11回TKOで初防衛に成功しています。

次の試合の配信元予想

各王者の次戦の配信元を予想したバナー

ここからは予想です。10月6日の時点で、9人のうち次戦の配信元が決まっているのは矢吹正道と石井武志の2人で、残る7人は試合そのものが未発表となっています。そこで直近の配信元と過去の出場歴の両方から、競馬の予想のように本命と対抗を立ててみました。あくまで予想ですので、外れることは十分にあります。実際その根拠となる例が手元にあり、矢吹正道は直近がABEMAでありながら次戦はLeminoと発表されました。まずは確定している2人から順に見ていきます。

配信元が決まっているのは2人

確定しているのは、11月26日に出る2人です。

2026年11月26日、大田区総合体育館で、矢吹正道が指名挑戦者のミエル・ファハルドを相手に防衛戦を行います。同じ日に、石井武志も初防衛戦に臨みます(相手は調整中)。配信はLeminoプレミアムの独占と発表されています。詳しいカードは11月26日の対戦カードをまとめた記事にあります。

残る7人は対戦相手も日程も未発表でした。ここから先はすべて予想になります。

所属ジムとの食い違い

予想を立てるうえで大事な点が1つあります。

岩田翔吉と増田陸は帝拳の所属ですが、7月20日はAmazonではなくU-NEXTでの配信でした。帝拳は大型興行をAmazon、それ以外をU-NEXTに振り分けているように見えます。同じ帝拳の松本流星は、9月27日の大型興行でAmazonに出ています。

井上拓真も同じで、5月はLeminoでしたが、9月27日はAmazonでした。矢吹正道も、次戦は3150FIGHTのABEMAではなく、大橋ジムが主催する11月26日のLeminoです。所属ジムでも直近の配信元でもなく、その日の興行が決めているということになります。

9人の予想一覧

そのうえで予想を並べます。

王者 本命 対抗 大穴 見立ての根拠
井上尚弥 Lemino — Amazon 13戦のうちLemino系が7戦でAmazonは3戦。直近3戦もLemino
井上拓真 Lemino Amazon — 大橋ジムの興行はLemino系。9月27日のAmazonは天心との再戦という特別な一戦
寺地拳四朗 Amazon U-NEXT ABEMA Amazonに5戦の出場歴。直近2戦はU-NEXT
岩田翔吉 U-NEXT Amazon — 直近の防衛がU-NEXT。Amazonにも2戦出ている
増田陸 U-NEXT Amazon — 王座獲得がU-NEXT。Amazonの前座に3戦出場
松本流星 Amazon U-NEXT — 直近はAmazon。WBAの防衛戦はU-NEXTだった
矢吹正道 Lemino ABEMA — 11月26日はLeminoで確定。資金面を担ったLUSHが撤退し、3150FIGHTを離れた
石井武志 Lemino Amazon — 11月26日はLeminoで確定。大橋ジムの興行はLemino系が続いている
吉良大弥 Lemino ABEMA — 志成ジムの興行。井岡一翔がABEMAからLeminoへ移った

この9人のうち、直近と本命が食い違ったのは寺地拳四朗と井上拓真と矢吹正道の3人です。寺地は過去にAmazonへ5戦出ており、大型興行に組まれれば戻る余地があると見ました。拓真は大橋ジムの興行に戻ればLemino、矢吹は11月26日のLeminoが決まっています。

井上尚弥の次戦については2027年2月が濃厚とみられており、配信元の発表はまだありません。

よくある質問

日本人世界王者の配信元に関するよくある質問のバナー

日本人世界王者の配信元について、検索の多い疑問をまとめます。最も多いのは全員をまとめて見る方法についてですが、結論から言えば1つの契約では足りません。ほかにも費用や地上波の有無など、5つを選んでお答えします。王者の顔ぶれは試合のたびに変わりますので、最新の情報は各選手の記事もあわせてご確認ください。

9人を全部見るにはどうすればいいですか?

1つの契約では足りません。Lemino、U-NEXT、ABEMA、Amazonの4つが必要になります。ABEMAは無料で見られる試合もあります。

地上波での中継はありますか?

ありません。キー局が世界戦を中継したのは2022年が最後です。詳しい経緯は地上波中継が消えた理由の記事にまとめています。

いちばん安く見られるのはどれですか?

ABEMAは無料で見られる試合があります。有料のなかではAmazonプライムの月額600円が最も安く、年額なら月あたり492円です。

PPVが必要なのはどの試合ですか?

井上尚弥の試合です。2026年5月の中谷潤人戦はPPVで6,050円でした。ほかの8人の試合は月額料金の範囲で見られています。

予想はどのくらい当たりますか?

保証はできません。9月に本命をABEMAと予想した矢吹正道は、次戦がLeminoに決まりました。配信元は選手ではなく興行で決まるため、興行の発表を待つのが確実です。

本ページの情報は2026年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

まとめ

日本人世界王者9人の配信元をまとめたバナー

2026年10月6日の時点で日本人男子の世界王者は9人おり、そのうち3人は初めての戴冠で、3人が返り咲きにあたります。最新試合の配信元はLeminoが3人、U-NEXTが3人、Amazonが2人、ABEMAが1人です。9人の試合はわずか5つの興行に集まっており、選手ではなく興行を押さえれば配信元は追えるということでもあります。次戦の予想は本命と対抗を立てましたが、矢吹正道のように直近と違う配信元になる例もあります。所属ジムでも過去の実績でもなく、最後は興行の発表が決め手になりますので、試合が近づいたら公式の告知をご確認ください。当サイトでも発表があり次第この記事を更新していきます。

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