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堤聖也の戦績と過去試合の配信【拓真・ドネア・比嘉・増田・無敗と怪我】

堤聖也の戦績を示すアイキャッチ(赤い革ジャンでチャンピオンベルトをかけた男性のイラスト) 選手情報

堤聖也の戦績は、プロ16戦13勝(8KO)3分。一度も負けていない元WBA世界バンタム級王者です。井上拓真とドネアに勝ち、比嘉大吾とは2度引き分けました。それでもベルトを失ったのは、怪我で休むあいだにWBAが王座を外したから。次は11月29日、増田陸との再戦が正式に決まりました。実績、怪我とWBAの判断、スタイル、経歴、世界戦の配信元を順にまとめました。

角海老宝石ジムに移って7年の思いを書いた堤聖也のポスト(本人のXより)
この記事で分かること
  • 拓真・ドネア・比嘉・増田との試合
  • 怪我とWBAが王座を外した経緯
  • スイッチと乱打戦のスタイル
  • アマチュアからの経歴
  • 世界戦の配信元

堤聖也は世界王者級の実績

堤聖也の世界戦の実績を示すバナー

堤聖也は、プロになってから一度も負けていません。世界戦では井上拓真とドネアという2人の世界王者に勝ち、比嘉大吾とは2度戦って2度とも引き分けました。日本王者のころには、帝拳ジムが期待した無敗の新人も止めています。ここでは、拓真戦、ドネア戦、比嘉戦、増田戦の順に振り返ります。世界戦は3戦2勝1分です。

井上拓真に勝って世界王者に

2024年10月13日、有明アリーナで、WBA世界バンタム級王者の井上拓真に挑みました。

2人は1995年12月生まれの同学年です。高校2年のインターハイ準決勝で、堤は拓真に判定で負けました。強い選手がそろった世代の中で、堤は高校でも大学でも全国大会で優勝できず、劣等感を抱えていたといいます。それでも「僕がやり返したいと思うのは、拓真だけなんですよ」と話していました(スポーツナビ)。

試合では10回にスタンディングダウンを奪い、判定は3-0(117-110、116-111、114-113)。12年ごしのリベンジで世界王者になり、「12年間、僕が片思いして追いかけてきた」と涙を見せました(デイリースポーツ)。

Prime Video JP公式「Prime Video Boxing 10 Day1ハイライト」

私は、かみ合わせが拓真に分の悪い試合だったと見ています。

井上拓真 堤聖也
距離 速い足の出入りで距離を取る 距離をつぶして近づく
攻め方 外から素早いパンチを当てる 近い距離から泥くさく、しつこく連打
強み スピードと技術 スイッチ、打たれ強さ、根性
2人のスタイルの比べ(私の見方)

スイッチされると距離も取りにくく、しかも堤は打たれ強くて根性もある。王者の拓真に、どこか慢心もあったのかもしれません。拓真のこれまでの試合は井上拓真の試合はどこで見る?にまとめています。

ドネアに勝って王座を統一

2025年12月17日、両国国技館で、WBAの暫定王者ノニト・ドネアと戦いました。

ドネアは5階級を制した伝説の王者で、このとき43歳。年齢的にピークは過ぎていましたが、まだまだ怖い存在でした。「閃光」と呼ばれた左フックの威力は衰えておらず、4回には堤がピンチを迎えます。

それでも終盤は、ドネアのスタミナに衰えが見えました。後半に追い上げた堤が判定2-1で勝ち、WBAの2つのベルトを1つにまとめています。

U-NEXT格闘技公式「【U-NEXT BOXING.4】堤聖也vs.ノニト・ドネア ハイライト」

比嘉大吾と2度の引き分け

比嘉大吾とは、2度戦って2度とも引き分けです。

2人は高校時代からの親友でもあります。1度目は2020年10月の10回戦で、判定0-1の引き分け。私はこの試合を見ていませんが、相手の比嘉は、2017年にWBCフライ級の世界王者になった選手です。堤より先に、世界の頂点を知っていました。

2度目は2025年2月24日の初防衛戦で、私は堤聖也のベストバウトだと思っています。8回終了時の公開採点は、3人とも78-74で比嘉のリード。9回、比嘉の左フックで堤がプロで初めてダウンし、私は「負けた?」と思いました。ところが数十秒後、堤の右のカウンターで今度は比嘉が倒れます(Number Web)。接近戦の打ち合いがかみ合う2人で、最後までハラハラしました。判定は3人とも114-114の引き分けです。

帝拳の無敗の新人を止めた

2023年8月30日、モンスタートーナメントの準決勝で増田陸と戦いました。

増田は、大手の帝拳ジムが期待する新人で、当時3戦3勝3KO。無敗のまま、全部KOで世界戦まで駆け上がる勢いでした。堤は4回に増田のアッパーで眉間を切り、大量に出血しながらも、3-0の判定でその野望を打ち破っています。今の増田は、2026年7月に比嘉大吾に勝ってWBA王者になりました。

堤聖也は悲劇の王者

堤聖也が王座を外された経緯を示すバナー

堤聖也は、リングの上では負けていないのに、ベルトを失いました。激しい試合のたびに怪我を負い、休んでいるあいだにWBAが王座を外したからです。その前には、決勝で戦った相手が亡くなるという出来事もありました。ここでは、WBAの判断、怪我、決勝のあとに起きたこと、そこから立ち上がった歩みの順にまとめます。2度の休養王者を経て、今はWBAの1位です。

疑問の声が上がったWBAの判断

王座を失った経緯は、次のとおりです。

日付 できごと
2025年4〜5月 両目の角膜の手術を受け、休養王者に
2025年11月 正規王者に戻る
2025年12月 ドネアに勝つ。試合後に鼻の骨折
2026年5月31日 2度目の休養王者に
2026年6月30日 WBAがバムをスーパー王者に格上げ
2026年7月20日 増田陸対比嘉大吾が正規王座の決定戦に
2026年7月31日 WBAが堤の休養王座を外し、1位に
熊本日日新聞・日本経済新聞・スポーツ報知・日本語版Wikipediaより

2025年4月に傷ついていた両目の角膜の手術を受け(熊本日日新聞)、ドネア戦の後は鼻の骨折で、2026年4月の試合が延期になりました。その間に、WBAは帝拳プロモーションと契約するジェシー・バム・ロドリゲスをスーパー王者に格上げし、帝拳の増田対比嘉は正規王座の決定戦に。堤の休養王座については、「一定期間を超えて試合ができない見通しになったため」と説明しています。

この判断には、元世界王者やボクサーがそろってYouTubeで疑問の声を上げています。

チャンネル 動画の題名
細川バレンタイン なんで??WBAが堤聖也の王座を剥奪
和氣慎吾 【WBA最新ランキング】堤聖也がまさかの王座剥奪⁈ 休養王者→1位に…
京口紘人 堤聖也WBAから王座剥奪…どうなってるの!?
内藤大助 【異常事態】WBAが堤聖也から王座剥奪‼︎(以下略)
阿部麗也 【ボクシングニュース】堤聖也の王座剥奪、…(以下略)
YouTubeの各チャンネルより(2026年8月ごろ公開)

新聞では、サンケイスポーツがバムの格上げを「WBAに問われる団体の品格」と書きました。

内藤さんは動画の中で、帝拳の村田諒太が2年以上試合をしなくても王者のままだった例を挙げています。そのうえで、増田対比嘉が決まった後に、同じ帝拳と契約するバムが格上げされ、休養王者の堤が外された流れに、「大きな力が働いたのかもしれない」と推測を口にしていました。王者が何人もいる仕組みはボクシングに王者が何人もいる理由で解説しています。

激闘のたびに怪我

勝っても、体の代償は大きいものでした。

増田戦では眉間を切りました。ドネア戦では4回のバッティングで右目の近くから出血し(現代ビジネス)、試合の後には鼻の骨折と診断されて、約4時間の手術を受けています。その前には、両目の角膜も傷ついていました。前に出て打ち合う戦い方は、怪我と隣り合わせです。

決勝のあとに起きたこと

2023年12月26日、モンスタートーナメントの決勝で、堤は穴口一輝と戦いました。

井上尚弥の試合の前の一戦で、堤は4度のダウンを奪って3-0の判定で勝ち、優勝しています。ところが穴口は試合の後、控室で意識を失い、硬膜下血腫の手術を受けました。そして2024年2月2日、23歳で亡くなりました。

乗り越えて世界王者に

堤は、その思いを胸にリングに立ち続けています。

翌2024年1月に日本王座を返上して世界に挑み、10月に井上拓真に勝って世界王者に。拓真戦の10回、ダウンを奪う直前には、トレーナーが「(穴口が)上から見ているぞ!」と声をかけていました(Number Web)。スポーツ報知は、この勝利を「亡き戦友への思い」とともに伝えました。そして今も、「このままじゃ終われない」と次の試合を見すえています。

堤聖也のスタイル

堤聖也のボクシングのスタイルを示すバナー

堤聖也のボクシングは、構えを入れ替えながら、しつこく前に出るのが持ち味です。倒し、倒されの打ち合いも多く、見ていて目が離せません。拓真戦もドネア戦も比嘉戦も、最後まで目が離せない試合でした。リングの外では、アメカジとハンバーガーが好きな一面も見せています。ここでは、ボクシングのスタイルと、普段の姿を紹介します。スイッチヒッターは、世界でも多くありません。

めずらしいスイッチヒッター

右構えと左構えを、試合の中で入れ替えます。

相手は、どちらの構えで来るかを読みにくくなります。日本のバンタム級でもスイッチを使いこなす王者はめずらしい存在です。

ねちっこく前へ

下がらずに、しつこく前へ出続けます。

相手にプレッシャーをかけ続け、後半にじわじわと差を広げるのが勝ちパターン。ドネア戦も、後半の追い上げで勝ちました。

倒し倒される乱打戦

打ち合いを恐れないので、試合はよく荒れます。

拓真からはダウンを奪い、比嘉とはダウンの奪い合い、穴口戦では4度のダウンを奪いました。見る側は最後まで気が抜けません。

おしゃれなSNS発信

本人のXのプロフィールは「アメカジボクサー」。

古着とデニムが好きで、ファッション誌OCEANSでは愛用のリーバイスを紹介しています。モンスタートーナメントの賞金1000万円の使い道を聞かれて、「ビンテージの古着を」と答えたこともあります(スポーツ報知)。

ハンバーガー屋さん

大のハンバーガー好きでも知られています。

自分がプロデュースしたハンバーガー「PUNCH BURGER」を、お店とのコラボで期間限定で出しています。2025年8月には、18歳のころから憧れていたお店で一日店長も務めました(本人のX)。

堤聖也の経歴

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堤聖也は、熊本出身の30歳。高校で全国の大会を制し、アマチュアで100戦以上を戦ってからプロに進みました。2018年にプロデビューし、日本王者として4度防衛、モンスタートーナメントを制してから世界に挑んでいます。プロ8年で16戦と、試合の数は多くありません。ここでは、アマチュアからプロへの道、日本王者の時代、主なできごとの一覧の順にまとめました。アマチュアは101戦84勝です。

アマチュアからプロへ

熊本の九州学院高校で高校選抜に優勝し、平成国際大学へ進みました。

1995年度生まれの世代は、アマチュアで強い選手がそろっていました。中でも井上拓真と田中恒成は抜けた存在で、坪井智也は全日本4連覇や世界選手権の優勝とタイトルを重ね、この世代で一番最後にプロになっています。堤は、高校2年のインターハイで拓真に、高校3年の国体で坪井に、大学1年の国体で田中亮明に、いずれも判定で敗れました(スポーツナビ)。

2018年にワタナベジムからプロデビューし、2019年に角海老宝石ジムへ移りました。今年の10月で、移って7年になります。

日本王者とモンスタートーナメント

2022年6月、澤田京介に8回TKOで勝って日本バンタム級王者になりました。

4度の防衛のうち2試合は、賞金1000万円の「モンスタートーナメント」の準決勝と決勝です。優勝して世界への切符をつかみ、2024年1月に日本王座を返上しました。

経歴の一覧

主なできごとを並べました。

年 できごと
1995年 熊本市で生まれる
高校 九州学院高校で高校選抜に優勝。平成国際大学へ進む
アマチュア 101戦84勝(40KO)17敗
2018年3月 ワタナベジムからプロデビュー。1回KO勝ち
2019年9月 角海老宝石ジムへ移る
2022年6月 澤田京介に8回TKO勝ちで日本バンタム級王者に(4度防衛)
2023年12月 モンスタートーナメントに優勝(賞金1000万円)
2024年10月 井上拓真に勝ってWBA世界バンタム級王者に
2026年7月 WBAが休養王座を外し、バンタム級1位に
日本語版Wikipediaより

今の各団体の順位は、バンタム級の世界ランキングで見られます。WBAでは1位です。

堤聖也の世界戦の配信元

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世界王者になってからの3試合は、Amazon Prime Videoが2試合、U-NEXTが1試合です。どれも生配信の独占でした。今もフルで見られるのは、U-NEXTのドネア戦と、日本王者時代のLeminoの増田戦です。拓真戦と比嘉戦は、見られる場所が見つかりませんでした。ここでは、世界戦の配信元と、今見られる試合、次の試合の順にまとめます。配信元は興行ごとに変わります。

世界戦は3試合

世界戦の結果と配信元の一覧です。3試合とも生配信の独占でした。

日付 相手 結果 配信元
2024年10月13日 井上拓真 判定3-0で勝ち(王座獲得) Amazon Prime Video(Prime Video Boxing 10)
2025年2月24日 比嘉大吾 判定0-0で引き分け(初防衛) Amazon Prime Video(Prime Video Boxing 11)
2025年12月17日 ノニト・ドネア 判定2-1で勝ち(王座統一) U-NEXT(U-NEXT BOXING.4)
どれも生配信の独占。結果は日本語版Wikipedia・Boxing News、配信は各社の発表・報道より

ドネア戦はU-NEXTで見られる

ドネア戦は、U-NEXTの「U-NEXT BOXING.4 トリプル世界タイトルマッチ」の第5試合として残っています。

U-NEXTでは見放題の作品で、試合をフルで見られます(10月10日時点。「30日以内に配信終了の予定はありません」の表示)。同じ日の高見亨介の統一戦や、桑原拓とオラスクアガの試合も入っています。

拓真戦と比嘉戦の本編は見つからず

Prime Videoで「堤聖也」を検索すると、出てくるのは試合前の特番「独占密着」だけでした。

拓真戦(Prime Video Boxing 10)と比嘉戦(Prime Video Boxing 11)の試合の本編は見当たりません(10月10日時点)。今見られるのは、上で紹介したハイライト動画です。

増田戦はLeminoで見られる

2023年の増田陸との試合は、Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 103で配信されました。

この試合は、今もLeminoのアーカイブに「【第5試合】堤聖也vs増田陸」(58分)として残っています(10月10日時点)。次の再戦の前に見ておくと、2人の関係がよく分かります。

次の試合はU-NEXTで配信

増田陸との再戦は、10月14日の会見で正式に発表されました。

11月29日に両国国技館で行われる「U-NEXT BOXING.7」に出場予定で、U-NEXTで配信されます。増田の直近の2試合もU-NEXTでの配信でした。

試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性あります。最新の配信状況はU-NEXTサイトや大会公式サイトにてご確認ください。

よくある質問

堤聖也に関するよくある質問のバナー

堤聖也について、よく調べられている疑問をまとめました。内容は2026年10月14日時点のものです。

堤聖也の戦績は?

プロでは16戦13勝(8KO)3分で、負けはありません。アマチュアは101戦84勝(40KO)17敗です。

堤聖也の次戦は?

WBA王者の増田陸との再戦が、11月29日に両国国技館で行われることが、10月14日に正式に決まりました(U-NEXT BOXING.7)。

試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性あります。最新の配信状況はU-NEXTサイトや大会公式サイトにてご確認ください。

堤聖也の試合は今も見られる?

ドネア戦はU-NEXTの見放題で、増田戦はLeminoでフルで見られます。拓真戦と比嘉戦の本編は、Prime Videoで見つかりませんでした(10月10日時点)。

堤聖也と増田陸の対戦成績は?

1戦1勝。2023年8月30日、日本バンタム級王座の防衛戦で、3-0の判定で堤が勝っています。

なぜWBAの王座を外されたの?

目の手術と鼻の骨折で2度休養王者になり、WBAが「一定期間を超えて試合ができない見通し」として、2026年7月に休養王座を外したためです。

堤聖也のハンバーガーとは?

本人がプロデュースした「PUNCH BURGER」です。お店とのコラボで期間限定で出していて、Instagramは「punch_burger_223」で見られます。

本ページの情報は2026年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

まとめ

堤聖也の記事のまとめを示すバナー

堤聖也は、プロで一度も負けていない元WBA世界バンタム級王者です。井上拓真とドネアに勝ち、比嘉大吾とは2度引き分け、無敗の若手も止めてきました。それでも、激闘の代償の怪我で休むあいだに、ベルトを外されています。次は11月29日、かつて勝った増田陸との再戦が正式に決まりました。負けていない男が、ベルトを取り戻せるかに注目です。

  • プロ16戦13勝(8KO)3分の無敗
  • 井上拓真に勝ってWBA世界王者に
  • ドネアに勝って王座を統一
  • 比嘉大吾とは2度引き分け
  • 怪我の休養中に外された王座
  • 11月29日に増田陸との再戦が決定
  • 世界戦の配信はAmazonとU-NEXT

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